【第3回国際ドローン展2017】レポートその2

【第3回国際ドローン展2017】レポートその2

第三回 国際ドローン展が4月19日〜21日、千葉市の幕張メッセで開催された。今回は「ドローン活用元年」にふさわしく、測量やインフラ点検に3次元計測など、産業用途に合わせたドローンとソリューションが一堂に介した。


PF1ベースの各種ソリューションを展示したACSL

 株式会社自律制御システム研究所(ACSL)の展示ブースでは、最新モデルのPF1をベースにして、測量や点検に物流そして防災など、用途に合わせたオプションやアダプタを組み合わせたソリューションを展開していた。例えば「PF1-Survey」は、時速50Kmに対応可能な高速カメラを開発し装備した。 ACSLでは、計測、測量分野で必要とされるオーバーラップ率80%が可能な、高速飛行に十分対応できる独自に4眼高速カメラを開発した。

4眼高速カメラを装備したPF1-Survey

SkylinkとPhaseOne 1億画素センサーサイズの高画素デジタルカメラによる点検ドローン

 株式会社worldLink & Companyが運営する日本初の実店舗型ドローン総合販売店であり、DJIの日本正規代理店であるSkilinkの展示ブースでは、農薬散布、精密農業、測量、土木、点検といったドローンが活用できる各分野を分かり易く分類した展示を行って、多くの来場者の注目を集めていた。
 中でも中版デジタルカメラとして商業写真分野で多用されているPhaseOne社が、センサーサイズと高画素をそのままドローン搭載型カメラえとして開発したPhaseOne iXU-RS 1000を紹介していた。総画素数1億画素の超高画素デジタルカメラで撮影された画像は、約20メートルの距離から0.2ミリのクラックを確認することができる。暗所でISO感度50という低感度撮影されたアンダーな画像を、画像処理しても画像の荒れもほとんど見られない。DJI社製のMatrice600Proに搭載することで、ダムなどの巨大な建造物をはじめ、橋梁、送電線。タンカーなどの大型船舶、航空機といったものの点検に活用されている。

PhaseOne iXU-RS 1000を搭載したDJI社製のMatrice600Pro

1億画素のドローン搭載型超高画素デジタルカメラPhaseOne iXU-RS 1000

田中電気 札幌で全天候有線ドローンPARCのデモフライト

 東京・秋葉原でドローン事業を展開する田中電気は、全天候型の有線給電ドローン「PARC」を展示。PARCは、日本ではドローンの飛行できる150mの高度で、有線給電のため長時間の飛行が可能となっている。同社によると、今回初めて北海道・札幌でデモフライトを行うことが分かった。

 日時  4月26日(水) 午前10時〜12時
 会場  札幌サッカーアミューズメントパーク
     札幌市東区東雁来12条3−1−1
 主催  田中電気、株式会社三新
 問い合わせ 011-736-7261
       sanshin@k-sanshin.jp
当日はPARCをはじめ、Inspire 2、Phantom 3のデモフライト見学ができる他に体験会も催される。  

PARCが前面に置かれた田中電気のブース。4月26日には初めて北海道でデモフライトを行う

この記事のライター

関連する投稿


【橋梁・トンネル技術展】三信建材工業の非GPS環境下での点検ソリューション

【橋梁・トンネル技術展】三信建材工業の非GPS環境下での点検ソリューション

三信建材工業株式会社(愛知県豊橋市)は、土木、構造物そして、特に非GPS環境下でドローンを使った点検の実験を繰り返し、すでに実際の現場で活用し紹介していた。。


【橋梁・トンネル技術展】自律制御システム研究所がインフラ点検や測量用ドローンを展示

【橋梁・トンネル技術展】自律制御システム研究所がインフラ点検や測量用ドローンを展示

幕張メッセで開催中の橋梁・トンネル技術展のドローンエリアに出展した株式会社自律制御システム研究所(本社:千葉県美浜区、代表取締役:野波 健蔵)は、測量やインフラ点検など、用途に合わせてアクセサリを組み替えられるPF1シリーズを展示していた。


【橋梁・トンネル技術展】PHASE ONE、1億画素の点検ソリューションで作業を効率化

【橋梁・トンネル技術展】PHASE ONE、1億画素の点検ソリューションで作業を効率化

SKYLINK(スカイリンクジャパン)、JEPICO(株式会社ジェピコ)と共同で展示を行ったPHASE ONE(フェーズワンジャパン株式会社)は、1億画素のカメラを使った点検ソリューションを提案した。


【橋梁・トンネル技術展】田中電気、秋葉原から徒歩1分が魅力のドローンスクール

【橋梁・トンネル技術展】田中電気、秋葉原から徒歩1分が魅力のドローンスクール

都心でドローンスクールが受講できる田中電気株式会社は、JUIDAから11月末現在で認定から1年が経過したスクールとして表彰された。同社によると2016年9月の開校以来、これまでに約80人が卒業した。


CEATEC JAPAN 2017で発表されたドローン向けデバイスの数々

CEATEC JAPAN 2017で発表されたドローン向けデバイスの数々

10月3日から6日までの4日間。千葉県の幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN 2017。「つながる社会、共創する未来」をテーマに、数多くの情報機器や最先端のテクノロジーが展示されている。その中で、ドローン向けのデバイスも数多く登場していた。


最新の投稿


セキドが2018年の新ビジョンを発表 ドローンの安全運用進めるSUSCの推進と虎ノ門エリアに新拠点を開設

セキドが2018年の新ビジョンを発表 ドローンの安全運用進めるSUSCの推進と虎ノ門エリアに新拠点を開設

株式会社セキド(東京都国立市)は第1回目となるパートナーカンファレンスを12月11日、都内のホテルで開催し、同社代表取締役の大下貴之氏が2018年に向けた同社の新たなビジョンを発表した。


大阪芸術大学写真学科がドローンの撮影技術を習得できる授業導入 2018年4月から

大阪芸術大学写真学科がドローンの撮影技術を習得できる授業導入 2018年4月から

大阪芸術大学がドローンの操縦技能と空撮技術が習得できる授業を導入、来春開講する。講師にはドローン撮影の第一人者で一般社団法人ドローン撮影クリエイターズ協会(DPCA)代表理事の坂口博紀氏が写真学科3年生を対象に特別授業を実施する。


香川高専がドローン水難救助システムを展示 SEMICON JAPAN

香川高専がドローン水難救助システムを展示 SEMICON JAPAN

 東京ビッグサイトで開催中(12月13~15日)の、国内外の半導体製造装置、材料が集まる展示会SEMICON JAPANの、高等専門学校の展示エリアで、「マルチコプターを活用した水難救助シシテム」を掲げ、人だかりができているブースがあった。香川高等専門学校(香川県)のブースだ。


半導体展示会SEMICON Japanに登場したドローン特別展示

半導体展示会SEMICON Japanに登場したドローン特別展示

東京ビッグサイトで2017年12月13日から15日までの3日間にわたって開催されたマイクロエレクトロニクス国際展示会のSEMICON Japan 2017に、ドローン・ジャパンが企画したドローン特別展示が開設された。


KDDIが国内初の「空飛ぶ基地局」の実証実験に成功

KDDIが国内初の「空飛ぶ基地局」の実証実験に成功

KDDI株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:田中孝司)は、株式会社KDDI総合研究所と「無人航空機型基地局 (ドローン基地局)、以下ドローン基地局」を開発し、実証実験に成功したと発表した。