この秋にPowerVision社のドローンが日本に上陸

この秋にPowerVision社のドローンが日本に上陸

先日、水中ドローンの日本での予約販売を発表したPowerVision社が、この秋に空中ドローンの販売を計画している。すでに海外では販売を開始している2つのモデルについてレポートする。


プロ用空撮ドローンのPowerEye

プロ用空撮ドローンのPowerEye

 2016年の9月に、海外の展示会で発表されたPowerEyeは、最長で29.5分間の飛行が可能なプロ用の空撮ドローン。最長で5kmまでの範囲でリアルタイムのビデオストリーミングが可能。本体には、操縦者用のカメラと障害物センサーが取り付けられ、機体下部には3軸ジンバルで支えられたマイクロ4/3対応のカメラ (Panasonic Lumix G 14mm F2.5 ASPH)が装備される。二つのカメラによって、操縦者と撮影者は複数のリモコンを操作して映像を撮影できる。また機体の総重量は約4kgと軽く、脚とアームが折りたたみ式になっているので、コンパクトに収納できる。米国では、すでに$3,988(約45万円)で販売を開始しているが、日本では電波法の関係から審査待ちになっている。許認可などが順調に進めば、「9月には販売を開始する予定だ」とアジアパシフィック地域のゼネラルマネージャーのTony Zhang氏は話す。
 日本での競合製品は、DJIのInspier 2になる。Inspier 2の国内価格は、カメラを搭載していないモデルで389,000円。カメラ (Panasonic Lumix G 14mm F2.5 ASPH)付きのPowerEyeがコストパフォーマンスでInspier 2を凌ぐのかどうか注目される。

PowerEyeを手にする販売担当取締役のSage Raterman(セージ ラターマン)氏

シンプルなデザインと直感的な操作のPowerEgg

PowerEggを手にする販売担当取締役のSage Raterman(セージ ラターマン)氏

 PowerEggと名づけられたドローンは、アームと脚を収納した状態が卵のような形になっている。飛行時には、4本のアームと脚を開いて利用するが、離陸すると脚は自動的に収納され、機体下部に取り付けられている4k UHDカメラにより360度のパノラマ撮影が可能になる。カメラは、3軸ジンバルで支えられ最長で5kmまでのビデオストリーミングを転送できる。最大飛行速度は46kmで23分の飛行が可能。そしてユニークなのはデザインだけではなく、操作方法にも特長がある。通常の2スティックによるプロポでの操縦に加えて、マエストロと呼ばれるジョイスティックで直感的に動かせる。イメージビデオでは、スティックを操作して自撮する様子などが紹介されている。また被写体を追随する撮影モードなどもあり、写したい場所に機体を移動して360度回転するカメラで、好きな被写体を映し出せる。機体の重量は約2kgと軽く、持ち運ぶときにはラグビーボールを抱えるような感覚だ。発表会では、販売担当取締役のSage Raterman(セージ ラターマン)氏が同社の特長を「他社の真似をしない独創的な製品開発」にあると説明していたが、水中ドローンやPowerEggはその開発ポリシーを証明する製品といえる。
 PowerEggも、PowerEyeと同様に電波法などの許認可が必要になるため、販売は秋ごろになる予定だという。米国での販売価格は$1,288(約14万円)だが、日本での価格は未定。

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