DJIのSparkに新撮影機能追加、180°パノラマ写真作成モードや ジェスチャーで動画撮影の開始や停止が可能に

DJIのSparkに新撮影機能追加、180°パノラマ写真作成モードや ジェスチャーで動画撮影の開始や停止が可能に

民生用ドローンと空撮テクノロジーで世界をリードする DJI は、 小型ドローン「DJI SPARK」にファームウェアのアップデートで新しい撮影機能が追加できると8月3日に発表した。


今回のアップデートでの主な追加モードや変更点

• ジェスチャーモードでの動画撮影機能「録画の開始 / 停止」

• QuickShot(クイックショット)機能における飛行設定の強化

• 180度のパノラマ写真作成と写真解像度の向上

 今回、ジェスチャーモードに新機能を追加したことで、 簡単な腕の動作だけで動画撮影の開始や停止が可能になった。 これにより、 Sparkに搭載している1080pの HDカメラで、 いつでもすぐに美しく滑らかな動画撮影が可能になった。
 録画ジェスチャーを行うには、① Sparkの正面から2m以内の範囲で、下図のように、 片腕を地面と平行の状態から、 約45度の角度になるまで上げる。
 ②ジェスチャーを認識すると、 SparkのフロントLEDが赤色にゆっくりと点滅します。 フロントLEDが素早く点滅すると、 カメラの録画準備が整った状態を意味する。 録画を停止するには、 再度、 腕を約45度の角度まで上げる。

 QuickShotのインテリジェント機能では、 プロが撮ったような映像を誰でも簡単に撮影できる。 QuickShotでは、 設定された経路に沿ってSparkが自動飛行し、 被写体をフレームに収めながら短い動画を撮影することができる。
  Circle (サークル)モードとHelix (螺旋)モードにおいて飛行方向を選べるため、 まるで映画のような撮影が可能になった。 また他のモードも改良され、 Dronie (ドローニー)モードではより柔軟な高度設定が、 Rocket (ロケット)モードではカメラピッチの改良により滑らかな撮影が可能になった。

 写真撮影機能ではSparkのカメラ性能を最大限に引き出す、 新しいが追加された。 これまでに搭載されていた垂直・水平方向のPano (パノラマ)モードに加え、 21枚の写真をつなぎ合わせて、 180度パノラマ写真を作成するモードも追加された。
 また、ActiveTrack (アクティブトラック)とジェスチャーモードにおける写真解像度も強化され、 1,200万画素の解像度で、 静止画のサイズは3968 × 2976ピクセルで撮影できるようになった。

 送信機の入力感度の改善や、 機体と送信機間の接続性の向上、 インテリジェントバッテリーシステムのフライトログの改良など、 Sparkの総合的な性能も、 最新ファームウェアにより強化された。
これらの機能を有効にするには、 最新のファームウェアをSparkと送信機に更新する必要がある。加えてAndroidとiOS用アプリ「DJI GO 4」も最新版にアップデートする必要がある。

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