特集・ドローンの『ド』〜これからはじめるドローン(1)

特集・ドローンの『ド』〜これからはじめるドローン(1)

ドローン女子にドローンレース、産業用ドローンにドローンショーなど、ネットやメディアで「ドローン」という文字を目にする機会が増えている。しかし、いまひとつ「ドローンって何?」と首を傾げている人に、これからはじめるドローンの「ド」をお伝えする。


1万円から300万円まで多岐にわたるドローンの世界

 ドローンはいくらで買えるのか?
 これは、少なからずドローンに興味を持った人たちが最初に抱く疑問だろう。その答えは、ざっくりと1万円から300万円。「空飛ぶスマートフォン」とも例えられるドローンだが、その価格帯は広い。なぜなら、ドローンにはさまざまな用途があり、その使い方に合わせて多種多様な機体が作られている。中には、完全に特注で都会のマンション一戸に匹敵する高価なドローンもある。そうした特注品は別にして、一般的なドローンは低価格な入門用から、ちょっと贅沢なホビー用に、お金を稼いでくれる産業用に分かれる。そのため、これからドローンをはじめる人ならば、まずは1万円前後で手に入る「トイドローン」や「ミニドローン」と呼ばれる機体から選ぶのが賢明になる。「トイドローン」は、その名の通り玩具のように遊べるドローン。機体も軽いため航空法の規制対象にはならないので、手軽にどこでも飛ばせる。そんな小型軽量ドローンの代表といえば、仏Parrot社の「ミニドローン」Parrot Mambo。世界で最初にクアッドコプターのドローンを製品化した老舗メーカーなので、飛ばすだけではなく遊びの要素も盛り込まれている。簡易な空撮もできるので、入門用としてはドローンの基本を学べる一台になっている。また、より本格的に飛ばしたいという人のためには、XウィングのようなParrot SWINGというユニークなドローンもある。

https://www.dronetimes.jp/articles/333

 これらのトイドローンは、低価格ながらも専用のコントローラーが用意されていて、左右のスティックを操作して飛行を楽しめる。入門機として基本操作が学べるので、試しに購入してみてドローンに興味を深められるかどうか判断するのもいいだろう。

仏Parrot社の「ミニドローン」Parrot Mambo

空撮セルフィが楽しめる小型ドローンの数々

 1万円台の「トイドローン」にも、30万画素の簡易なカメラは搭載されているが、より綺麗な空撮セルフィが撮りたいという人には、6万円台で手に入る「セルフィドローン」がおススメだ。この価格帯では、ZEROTECH社のDOBBYという小型ドローンが有名。199グラムと軽量なので、先のトイドローンと同様に飛行申請などが不要で、屋内外で自由に飛ばせる。ドローンの操作はスマートフォンの専用アプリを使うので、複雑な操作や高度な飛行はできないが、自撮り入門としては楽しい一台だ。

https://www.dronetimes.jp/articles/243

 セルフィに特化したドローンとして、Zero Zero RoboticsのHover Camera Passportも注目されている。折りたたんでコンパクトに持ち運べる機体は、プロペラがガードされているので安全に飛行できる。ただし、重量が242グラムなので、屋外で飛ばす場合には、場所によっては国土交通省への申請が必要になる。

https://www.dronetimes.jp/articles/1311

 DobbyやHover Camera Pssportよりも本格的な空撮セルフィを楽しみたい人には、DJI社のSparkがおススメになる。空撮用ドローンの市場で高いシェアを獲得しているDJI社のセルフィドローンだけあって、手のひらのジェスチャーだけで自撮りができたり、専用アプリからさまざまな空撮モードを実行できるなど、高性能なドローンになっている。専用のコントローラーを使えば、屋外でも本格的な飛行を楽しめる。

https://www.dronetimes.jp/articles/1456

 ドローンがどのようなものか知りたい。ドローンでの撮影を楽しんでみたい。そう考えているのであれば、まずは1万円から6万円台の予算で、購入を検討してみるといいだろう。

ZEROTECH社のDOBBYという小型ドローン

この記事のライター

関連する投稿


【ジャパンドローン2018・発見!】田中電気協賛、CSスカパーで、業界初のドローン専門番組「レッツ!ドローン」スタート

【ジャパンドローン2018・発見!】田中電気協賛、CSスカパーで、業界初のドローン専門番組「レッツ!ドローン」スタート

ジャパンドローン2018では、有線給電ドローンSPARCを展示、来場者の注目を集めた田中電気株式会社(東京都千代田区)は、秋葉原でドローンスクールを運営することもあって、業界初のドローン専門番組「レッツ!ドローン」(CSスカパー)の制作に協賛、番組は4月14日から放映される。


DJI Mavic Air実機レビュー〜操作性も飛行の安定性も新次元〜

DJI Mavic Air実機レビュー〜操作性も飛行の安定性も新次元〜

1月28日から発売が開始されたDJIの最新ドローンMavic Airの実機を「DJI ARENA BY JDRONE TOKYO」を運営するDJI の正規販売代理店である株式会社日本サーキット(神奈川県川崎市)の協力を得てレビューを行った。


特集・ドローンの『ド』〜これからはじめるドローン(3)  DJIの製品ラインナップで空撮を学ぶ

特集・ドローンの『ド』〜これからはじめるドローン(3)  DJIの製品ラインナップで空撮を学ぶ

ドローンによる空撮を楽しむには、カメラの性能から機種を選ぶ方法がある。今回はDJIの製品ラインナップを比較して、自分の目的に合ったドローンを選ぶヒントを提供しよう。


DJIがピカチュウと一緒に記念空撮ができる 「ピカチュウ フォトスタジオ SHOT ON DJI SPARK」を開催 15日まで

DJIがピカチュウと一緒に記念空撮ができる 「ピカチュウ フォトスタジオ SHOT ON DJI SPARK」を開催 15日まで

DJI JAPAN 株式会社(東京都港区)は、株式会社ポケモン(:東京都港区)が 「ピカチュウだけじゃない ピカチュウ大量発生チュウ!」に参加し、Spark による空撮セルフィーを体験できる「ピカチュウ フォトスタジオ SHOT ON DJI SPARK」を、MARK ISみなとみらいで、8 月15 日まで開催。


DJIのSparkに新撮影機能追加、180°パノラマ写真作成モードや ジェスチャーで動画撮影の開始や停止が可能に

DJIのSparkに新撮影機能追加、180°パノラマ写真作成モードや ジェスチャーで動画撮影の開始や停止が可能に

民生用ドローンと空撮テクノロジーで世界をリードする DJI は、 小型ドローン「DJI SPARK」にファームウェアのアップデートで新しい撮影機能が追加できると8月3日に発表した。


最新の投稿


米国FAAが夜間と頭上での飛行に関する規制の緩和を提案

米国FAAが夜間と頭上での飛行に関する規制の緩和を提案

米国のFAA(連邦航空局)は、年次運輸調査委員会でドローンの飛行に関する新しい規制緩和の案を提示した。新しい提案では、夜間と人の頭上での飛行を緩和する。


ドローン測量教育研究機構が「i-Constructionの推進とDSEROの取組み」セミナー開催 1月30日

ドローン測量教育研究機構が「i-Constructionの推進とDSEROの取組み」セミナー開催 1月30日

一般社団法人ドローン測量教育研究機構(DSERO)は、第2回セミナー「i-Constructionの推進とDSEROの取組み」を1月30日に東京都品川区のきゅりあん 1F 小ホール(品川区立総合区民会館)で開催。


テラドローン、導入しやすい価格を実現したUAVレーザー「Terra Lidar(テラライダー)」の提供開始

テラドローン、導入しやすい価格を実現したUAVレーザー「Terra Lidar(テラライダー)」の提供開始

リリースを記念し、各都道府県先行2社、期間限定で「Terra Lidar」を活用したレーザ計測キャンペーンを実施。


駒ヶ根観光協会×DJI JAPAN×楽天 AirMap 「長野県中央アルプス山麓早太郎温泉泊ドローン空撮ツアー」初開催 3月

駒ヶ根観光協会×DJI JAPAN×楽天 AirMap 「長野県中央アルプス山麓早太郎温泉泊ドローン空撮ツアー」初開催 3月

一般社団法人駒ヶ根観光協会(長野県駒ヶ根市)は、DJI JAPAN、楽天 AirMapと共同企画で 初めて開催する「長野県中央アルプス山麓早太郎温泉泊 ドローン空撮ツアー」(3 月 9 日〜10 日)の参加者受付を開始した。


テラドローン、ブラジルのUAVサービス企業Plimsoll UAVに出資

テラドローン、ブラジルのUAVサービス企業Plimsoll UAVに出資

テラドローン株式会社(東京都渋谷区)は、ブラジルドローンサービスプロバイダーであるPlimsoll UAV(リオ・ダス・オストラス)と出資契約を締結し、 Terra Drone Brazilを設立すると発表した。