農業用ドローンのナイルワークス 第三者割当増資を実施

農業用ドローンのナイルワークス 第三者割当増資を実施

株式会社ナイルワークスは、 この度、 株式会社産業革新機構、 住友化学株式会社、 クミアイ化学工業株式会社、 住友商事株式会社、 全国農業協同組合連合会ならびに農林中央金庫(以下、 「出資企業・組合」)を引受先とする総額8億円の第三者割当増資を実施すると発表した。ナイルワークスは、「空からの精密農業」を掲げている。


 ナイルワークスは、 世界初のセンチメートル精度でドローンを完全自動飛行する技術開発に成功し、 本技術を搭載したドローンを作物上空30cmの至近距離を飛行させることにより、 薬剤の飛散量を大幅に抑えるだけでなく、 作物の生育状態を1株ごとにリアルタイムで診断し、 その診断結果に基づいて最適量の肥料・農薬を1株単位の精度で散布する新しい精密農業の実現に取り組んでいる。
 世界的な人口増加に伴って穀物需要は増え続ける見通しであり、 農業の生産性向上による食糧増産は地球規模の喫緊の課題となっている。 「空からの精密農業」は、 農作業の大幅な省力化を図るとともに、 農作物の収量と品質を飛躍的に向上させることを目標としている。
 ナイルワークスは、 今回の資金調達により自動化技術の安全性向上と生育診断技術の精緻化を進め、 「空からの精密農業」を実現すべく技術開発を一層加速し、 各出資企業・組合と緊密に連携し、 その技術をより多くの作物や品種に展開し、 日本のみならず海外にも進出していくことで、 精密農業のリーダーになることを目指すとしている。

■株式会社産業革新機構 は、 ナイルワークスへの出資を通じて、 ICTによる革新的な精密農業の普及や、 それに伴う我が国の農業の生産性向上・国際競争力の強化を支援するとともに、 産業界の枠組を越えた連携・オープンイノベーションを推進することで、 ICTと農業の融合による新しい産業の創出に貢献して参ります。

■住友化学株式会社 は、 今後、 住友化学とナイルワークスの優れた技術・知見を融合させることで農業の大幅な省力化・効率化と農作物の収量および品質の向上を実現することを目指すとともに、 農業経営の競争力強化を支援する「トータル・ソリューション・プロバイダー」型ビジネスならびに精密農業の取り組みを加速していきます。

■クミアイ化学工業株式会社 は、 国産第一号の農薬を市場に提供して以来、 安全で効果的な農薬の研究開発・グローバル規模での普及を図ってきました。 スマート農業への取組みの一環として、 ナイルワークスとの間で双方の技術を活用した共同研究等を目的とした業務提携も行っており、 今後とも新しい農業スタイルの提案に繋げて参ります。

■住友商事株式会社 は、 農業の省力化による新規就農者の増加、 農業の活性化を目指し、 革新的技術を有するナイルワークスに総合商社として広くバックアップを行うことで開発、 量産、 普及を加速し、 農業専用高精度ドローンによる空からの精密農業の早期事業化を支援していきます。

■全国農業協同組合連合会 は、 完全自動飛行が可能で、 農薬散布時のドリフトが極めて少ないナイルワークスのドローンを同社と連携して農業生産現場に普及することで、 中山間地域等これまで防除や栽培管理に多くの労力を必要とした地域での労力軽減と生産コスト低減に貢献していきます。

■農林中央金庫 は、 ナイルワークスの手掛けるドローンの普及を通じて、 中山間地域における労働負荷軽減や、 農薬・肥料の適正散布による生産コストの低減に取り組んでいきます。 なお、 本件出資は農林水産業の生産性向上・国際競争力強化に向けた産業界へのリスクマネー供給を目的とする「F&A(Food&Agri)成長産業化出資枠」を活用したものです。

ナイルワークスは、 2017年10月11日(水)~13日(金)、 千葉・幕張メッセで開催される「第4回 国際次世代農業EXPO」(展示ホール6、 小間番号 40-41)において自社のドローンを出展。

<2017年 実証実験> 【写真上:完全自動飛行 離陸直後(2017/8/9)】【写真左下:畦畔抑草剤散布試験(2017/7/19)】【写真右下:殺虫殺菌剤散布試験(2017/8/22)】※機体は全て実験用機体。

ナイルワークス ならびに出資企業・組合の概要

株式会社ナイルワークス
設立:2015年 1月
所在地:東京都渋谷区西原三丁目1番7号
代表者:代表取締役社長 柳下洋
事業内容:農業用ドローンの設計・開発・製造・販売、 生育診断技術・栽培技術の研究開発、 農業クラウドサービスの開発・販売
URL: https://www.nileworks.co.jp/

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