DJI Matrice 600用パラシュートSafeAirを開発したイスラエルのParaZero社

DJI Matrice 600用パラシュートSafeAirを開発したイスラエルのParaZero社

イスラエルで2014年に設立されたParaZero Drone Safety Solutionsは、ドローンの安全な飛行を目的に研究開発を続けてきた。そして、2017年からDJI Matrice 600用のパラシュートを販売している。


ドローンの安全技術で商用飛行の可能性を拡大する

ParaZero Drone Safety SolutionsのCEOを務めるEden Attias(エデン アッティアス)氏

 ParaZero Drone Safety SolutionsのCEOを務めるEden Attias(エデン アッティアス)氏は、イスラエルの空軍でパイロットとして勤務していた経歴の持ち主。2014年に同社を設立したAttias氏は、2015年からドローン用パラシュートのデモンストレーションを公開し、2017年からDJI Matrice 600用のパラシュートを販売している。SafeAirと呼ばれる同社の安全技術は、独自のセンサーを組み入れたパラシュートにより、飛行中のドローンが制御を喪失したり、自由落下の状態に陥ったり、臨海角度を越えるなど、重大な障害と認識される状態を検知すると、パラシュートを撃ち出す。公開されている動画の様子では、100分の1秒の速度でフルサイズのパラシュートを撃ち出している。同社のブログによれば、緊急時にパラシュートが動作しなくなる可能性は1:1,000,000時間で、信頼度は一般的なドローンの1,000倍になるという。

DJI Matrice 600用のパラシュートSafeAirを取り付けた様子

 DJI Matrice 600用のSafeAirは、同社のサイトで$2,100(約23万円)で販売されている。重量は1.23kgで、15分で取り付けられる。D-RTKアンテナを取り付けた機体にも対応する。ただし、追加のリモートコントローラー拡張キットが必要になる。また、日本への発送にも対応しているが、日本国内で利用できるかどうかは未定。実際に飛行させるためには、機体の改造などを国土交通省への申請し認可を得なければならない。さらに、イスラエルで特許を取得しているパラシュートを開く技術が、日本の法律に適合しているかも不明。

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