PowerVisonが水中・水上ドローンをボートショーのメインステージで披露

PowerVisonが水中・水上ドローンをボートショーのメインステージで披露

パシフィコ横浜で開催されている「ジャパンインターナショナルボートショー2018」のメインステージで、PowerVision社(中国)が水中ドローンを披露した。マリンスポーツを楽しむボートオーナーの多くが、水中・水上ドローンに高い関心を示した。


水上ドローンのPowerDolphin

メインステージで3つのドローンを紹介

日本法人パワービジョン(臻廸日本株式会社)の佐藤嘉宏事業推進本部長

 「ジャパンインターナショナルボートショー2018」のメインステージは、参加企業の最新モデルの紹介やマリンスポーツに関連した情報に、ライフセーバー講習など、ボートショーならではのプレゼンテーションが展開される。イベント開催二日目の11時50分からのステージは、PowerVision社による水中・水上ドローンのプレゼンテーションになった。冒頭で日本法人パワービジョン(臻廸日本株式会社)の佐藤嘉宏事業推進本部長が挨拶し、PowerVison社について紹介した。続いて、各種ドローンを紹介するプレゼンテーターが登場し、最初に水中ドローンのPowerRayについて、機能や特長を解説した。昨年から日本でも発売を開始したPowerRayは、国内にも数多くのユーザーがいる。しかし、ボートショーの来場者の多くは、初めて目にする水中ドローンの紹介映像に注目していた。続いて、今年の1月にラスベガスで開催されたCES2018で発表された水上ドローンのPowerDolphinが紹介された。残念ながら、今回の展示はモックアップ(展示モデル)だったため、実際の動きなどは実演されなかった。代わりに、水上を移動する様子が動画で紹介された。PowerDolphinは、WiFi通信により最大で1kmまで遠隔操作ができる。カメラが水中-135度と水上+80度まで可動するので、海中の様子や水上のマリンスポーツなどを4K動画で撮影できる。また、餌をまく専用ボックスを取り付けて、ルアーによる釣りも楽しめる。そして、5.0m/sと3.0m/sに2.0m/sという3種類の移動速度に対応し、浮き輪やライフジャケットの牽引も可能なので、ライフセーバーとしての活用も期待されている。最後に、単体でもPowerRayやPowerDolphinに取り付けても利用できるPowerSeekerが紹介された。PowerSeekerは、と高性能な魚群探知機。水深40mまでの魚群の位置や大きさに深度などをリアルタイムで探知して、スマートフォンのVision+アプリに送信する。単独で水上に浮かべて利用できるだけではなく、PowerRayやPowerDolphinに取り付けて探知できる。PowerRayの潜水能力(30m)と組み合わせると、最大で70mの深度まで探知が可能になる。
 PowerVisonによるプレゼンテーションは、満席となり立ち見の来場者もいた。ボートのオーナーや購入を検討している来場者にとっては、PowerVisonの水中・水上ドローンは、マリンスポーツに新しい楽しみを付加する手頃な製品に感じられたようだ。

メインステージは水中ドローンに興味を持つ来場者でいっぱいになった

この記事のライター

関連する投稿


 「PowerRay」「PowerEgg」が価格改定で値下げ

「PowerRay」「PowerEgg」が価格改定で値下げ

中国の商業用ドローンの開発・販売を手掛けるパワービジョンの日本法人 臻廸(しんてき)日本株式会社(所在地:東京都多摩市、代表:王 珈瑶)は、2018年10月19日より一部商品を除き、現行製品の価格を改定した。


水中ドローンPowerRayの産業用途への模索

水中ドローンPowerRayの産業用途への模索

欧米ではクルーザーのオーナーなどを中心に販売を拡大しているPowerVision社の水中ドローンPowerRay。日本でも、釣具を取り扱う販売店やレジャー用ボートのユーザーを中心に、販売が拡大している。その一方で、PowerRayを水中の工事などで活用しようという取り組みもある。その最前線を取材した。(田中亘)


ボートショーの初日で完売した防水ドローンのSplash Drone Auto 3

ボートショーの初日で完売した防水ドローンのSplash Drone Auto 3

パシフィコ横浜で開催されている「ジャパンインターナショナルボートショー2018」に出展したGATE SIDE MARINE株式会社(本社:沖縄県、CEO:門脇努)は、防水ドローンのSplash Drone Auto 3の展示販売を行い、初日で用意した在庫を完売した。


ソフトバンク C&Sが水中ドローン「PowerRay」最新モデルの販売開始

ソフトバンク C&Sが水中ドローン「PowerRay」最新モデルの販売開始

ソフトバンク コマース&サービス株式会社は、PowerVision Technology(中国)製の水中ドローン「PowerRay」の最新モデルの販売を2018年3月より開始します。


【ロボデックス2018】CFD販売がエアロセンスのドローンを国内初の取り扱い

【ロボデックス2018】CFD販売がエアロセンスのドローンを国内初の取り扱い

オリジナル商品を含めPCパーツを幅広く取り扱うPCパーツの総合サプライヤーのCFD(シー・エフ・デー)販売は、 ロボデックス2018で国内初となるエアロセンスのドローン販売を開始した。


最新の投稿


テラドローン、豪のC4D Intelを買収、新会社Terra Drone Australia設立 海外拠点10社に

テラドローン、豪のC4D Intelを買収、新会社Terra Drone Australia設立 海外拠点10社に

テラドローン株式会社(東京都渋谷区)は、 欧州・アフリカ支社に続き、 C4D Intel(豪) に大型出資契約の締結を完了、 鉱業分野、 オイル&ガス等エネルギー分野のドローン活用拡大を目指す新会社Terra Drone Australiaを設立したと発表した。


バヌアツ、83の島々の子どもたちにワクチンをドローン輸送 試験運用実施

バヌアツ、83の島々の子どもたちにワクチンをドローン輸送 試験運用実施

バヌアツの保健大臣のノリス・ ジャック・カルメは、 同国の島々に住む子どもたちにワクチンを届ける、 ドローンによる輸送試験が公式に開始されたと12月5日、発表した。


サン電子とドコモ、5GとARスマートグラスを活用したドローンの遠隔支援で実証実験開始

サン電子とドコモ、5GとARスマートグラスを活用したドローンの遠隔支援で実証実験開始

 サン電子株式会社と株式会社NTTドコモ東海支社は、第5世代移動通信方式(5G)と、サン電子のARスマートグラス「AceReal One」を活用したドローンの遠隔支援などの実証実験を12月4日から開始した。


米国の橋梁点検で効果を発揮するインテルのドローンソリューション

米国の橋梁点検で効果を発揮するインテルのドローンソリューション

米半導体大手のインテルは、米国の2つの輸送部門と協力して、オハイオ州とケンタッキー州を結ぶダニエル・カーター・ビアード・ブリッジとミネソタ州のストーン・アーチ・ブリッジの手動検査をドローンで補完して、橋の検査を改善したと12月5日、発表した。


国際航業ドローンスクール・ドローンタイムズのスタッフが三次元計測まで挑戦

国際航業ドローンスクール・ドローンタイムズのスタッフが三次元計測まで挑戦

ドローンの操縦技術から3次元計測の実践スキルを一貫して習得できる国際航業のドローンスクールに、ドローンタイムズのスタッフが挑戦した。果たして、JUIDA認定カリキュラムをクリアして、彼らは晴れてドローンパイロットになれるのだろうか。