ドローンのナビゲーションや測量に適したOUSTERの新型LiDARセンサー

ドローンのナビゲーションや測量に適したOUSTERの新型LiDARセンサー

カリフォルニア州サンノゼ、2018年3月28日。高性能なLiDARを開発しているOUSTER社(本社:サンフランシスコ)は、NVIDIA DRIVE AIプラットフォームに対応する2つの新製品を発表した。(田中亘)


200mで64ビームを誇るOS-2-64と3,500ドルの手頃なOS-1-16

 OUSTER社は、価格と用途に合わせて2つの新製品を発表した。OS-2-64は、15.8度の狭い間隔で64ビームを使用して200メートルのレンジを測定する。自動運転では、ハイウェイAVおよびADAS(先進運転支援システム)用アプリケーションの長距離検出に適したパフォーマンスを提供する。OS-2-64のサイズは、直径110mm x高さ85mm。市販の小型フォームファクタLiDARセンサとほぼ同等のサイズで、重さは約600グラム。他社の拡張距離センサと比較して、OS-2-64のビーム数は多く、レンジも拡張され、ユニット当たり24,000ドルの大幅な低価格化も達成した。
 OS-1-16は、ビーム数を16に減らし3,500ドルの低価格を実現した。その製品ラインナップは、用途に合わせて3種類が用意される。

OS-1-16A - 垂直視野31.6度の均一なビーム間隔
OS-1-16B - 水平線を中心に高いビーム密度
OS-1-16C – 水平よりも低いビーム密度

レンジ分解能は1.5cmで、ドローンのナビゲーションや測量アプリケーションでの利用も可能。製品は、2018年5月から入手できる。
 2つの新製品は、NVIDIA DRIVE AIプラットフォームに対応することで、自動運転車のナビゲーション用センサーとして、車両周辺の物体検知の高速化や正確性を向上させる。

OS-2(中央)は、200mの範囲を64ビームで測定する。OS-1-16(左)は、コストパフォーマンスに優れた高性能LIDARセンサーで、ドローンでのナビゲーションや測量に活用できる。

この記事のライター

最新の投稿


国交省、「ドローン✕インフラメンテナンス」セミナーを開催 第1回はドローン関連政策・技術開発動向

国交省、「ドローン✕インフラメンテナンス」セミナーを開催 第1回はドローン関連政策・技術開発動向

インフラメンテナンス国民会議では、小型無人航空機によるインフラ点検・診断技術の試行・導入等を支援するための情報交換の場となることを目指し、以下のとおり、行政担当者や民間事業者等を対象としたセミナーを開催します。


ORSOがドローンプログラミングが学べるアプリ「DRONE STAR(C)プログラミング」の配信とサービス開始

ORSOがドローンプログラミングが学べるアプリ「DRONE STAR(C)プログラミング」の配信とサービス開始

ITサービス開発とドローン利活用推進を手掛ける株式会社ORSO(東京都千代田区)は、 誰でも簡単にドローンプログラミングが学べるアプリ、 「DRONE STAR(C)プログラミング」を4月17日から配信し、 サービスを開始した。


ネイチャーサービス、国立公園4箇所のドローン映像を無償提供開始

ネイチャーサービス、国立公園4箇所のドローン映像を無償提供開始

特定非営利活動法人Nature Service(埼玉県坂戸市/ネイチャーサービス)は、 4月23日より、 阿寒摩周国立公園、 十和田八幡平国立公園、 日光国立公園、 慶良間諸島国立公園の4箇所のドローン空撮映像の無償提供を始める。


【国際ドローン展】ブイキューブロボティクス、各種ソリューションの実用事例を紹介

【国際ドローン展】ブイキューブロボティクス、各種ソリューションの実用事例を紹介

株式会社ブイキューブロボティクス(東京都渋谷区)は、同社のリアルタイム映像コミュニケーションサービスや画像認識・解析サービスドローンを使った「巡回点検」「災害対策」「警備監視」といったこれまでに同社が実証実験をおこなってきた各事例を紹介した。


【国際ドローン展】徳島県那賀町が「デジタルアース版ドローンマップ」をアピール

【国際ドローン展】徳島県那賀町が「デジタルアース版ドローンマップ」をアピール

 ドローンを使った町おこしに取り組む徳島県那賀町が、「デジタルアース版那賀町ドローンマップ」を公開した。ドローン映えする場所を地図に示し、場所の特徴、連絡先などが分かる。開発したのは首都大学東京大学院1年の渡辺康太さん(23)。千葉・幕張で開催中の「国際ドローン展」でも那賀町のブースで来場者にアピールしている。