東日本大震災から7年 被災地を鳥の眼で見る⑥ 命救った伝承の防災教育

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東日本大震災から7年、津波で甚大な被害を蒙った沿岸地域は堤防工事やかさ上げでその風景は大きく変貌し、一方、東京電力福島第一原発事故の影響を受けた地域は未だ復旧、復興の兆しが見えない。従来のアングルからは分からなかった被災地の姿を、ドローンの“鳥の眼”を通して再検証した。産経新聞写真報道局が報告する。


大槌湾からわずか800メートルの「奇跡」の跡地 復興スタジアムの建設すすむ

 岩手県釜石市内の小中学校では、震災前から「津波てんでんこ」(津波が来るときは各自で高台に逃げよう)の標語を掲げ防災訓練を積んできた。2011年3月の東日本大震災時には、言葉通りに実践し、市内の児童・生徒約3千人のうち99・8%が生き延び、「奇跡」と称する声もあった。
 大槌湾から約800㍍にあった鵜住居(うのすまい)小学校と釜石東中学も、校舎は津波で浸水し壊滅的被害を受けたが、児童・生徒のほぼ全員が助かった。
 かさ上げされた両校の跡地は、1万6千の座席を備える「釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)」の建設が進んでいた。
(写真と文 産経新聞写真報道局・古厩正樹)

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