古都鎌倉の名刹・長谷寺をドローン空撮 観音ミュージアムで公開予定

古都鎌倉の名刹・長谷寺をドローン空撮 観音ミュージアムで公開予定

古都鎌倉の名刹・長谷寺(鎌倉市長谷)では、同寺からの依頼で一般社団法人鎌倉ドローン協会(代表理事:青栁正紀、鎌倉市七里ガ浜東)が新緑に囲まれた自然豊かな境内の空撮を行った。空撮は今後、同寺の観音ミュージアムなどで公開予定。


古都を新しい視点で映像化 広がるドローン空撮

長谷寺の空撮は快晴に恵まれた早朝に行われた=5月11日、鎌倉市長谷(渡辺照明撮影)

 快晴となった11日早朝、神奈川県鎌倉市長谷の名刹・長谷寺では、同寺からの依頼で一般社団法人鎌倉ドローン協会(代表理事:青栁正紀、鎌倉市七里ガ浜東)が新緑に囲まれた自然豊かな境内の空撮を行った。
 同寺の「観音ミュージアム」は本尊十一面観音が安置されれている観音堂に隣接し、2015年10月に長谷寺宝物館をリニューアルしてオープンした。日本に伝えられ広められた仏教のなかでも、とりわけ多くの人々に敬われた「観音菩薩」について、日本人はもとより、海外から訪れる参拝者にも分かり易く紹介する施設として十一面観音菩薩立像(前立観音)、観音三十三応現身像、国の重要文化財に指定されている懸仏などが常設展示されている。現在は同寺を訪れる参拝者の多くがこの観音ミュージアムに立ち寄っている。
 今回の空撮は、観音ミュージアム内で流す同寺のプロモーションビデオなどの素材として使う予定で行われた。

観音堂横からドローンを離陸させる青栁正紀代表理事。

 空撮では、同寺の管理の行き届いた、いつ訪れても花の絶えることの無いた美しい庭園や、鎌倉の由比ガ浜など海の見渡せる見晴し台からの風景、通常の視点では見ることのできない同寺からの富士山や江の島の眺望などを撮影した。撮影は参拝者が入場する前までの限られた時間におこなわれ、住宅地に隣接していることや、下境内と上境内を結ぶ石段をドローンでトレースしたり、境内が高木などが入り組んでいることで操縦の慎重さが要求された。
 このような寺社のドローン空撮は、参拝者が通常見るのとは違う視点からも紹介できるとあって、古都・鎌倉でも取り入れる動きが増えている。

新緑に囲まれた参道から、石段を慎重にトレースして上昇するドローン。

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