“ドローン特区”那賀町ふるさと会に潜入、「デジタルアース版の那賀町ドローンマップ」を体感

“ドローン特区”那賀町ふるさと会に潜入、「デジタルアース版の那賀町ドローンマップ」を体感

那賀町関東ふるさと会の総会・交流会が、6月10日、東京都渋谷区代官山町で行われ、那賀町の農村舞台の紹介や情報発信、遊休農地の活用実績など那賀町の様々な魅力が紹介された。ドローンによる町おこしではデジタルアース版の那賀町ドローンマップが紹介された。


 徳島県那賀町関東ふるさと会の総会・交流会が、6月10日、東京都渋谷区代官山町のライブハウス「晴れたら空に種まいて」で行われた。同ライブハウス代表で那賀町地域おこし協力隊でありミュージシャンの越路よう子(松崎信太郎)さんによる進行で、那賀町の農村舞台の紹介や情報発信、町ぐるみで取り組むドローンを活用した町おこし、遊休農地の活用実績など那賀町の様々な魅力が紹介された。

デジタルアース版の那賀町ドローンマップについて説明する首都大学東京システムデザイン研究科修士1年の渡邉康太さん=6月10日、東京都渋谷区代官山町の「晴れたら空に種まいて」

 ドローンによる町おこしでは、元那賀町地域おこし協力隊で那賀町のドローン活用を推進してきた喜多幸治さんが、会場の舞台にあがり、首都大学東京システムデザイン研究科修士1年の渡邉康太さんとともにデジタルアース版の那賀町ドローンマップの説明をした。舞台には7枚の4K液晶パネル「リキッドギャラクシー」が並べられ、グーグルアースを使った3Dマップによる那賀町のドローンマップを体験させてくれた。元々ドローンマップは、那賀町を訪れる人々にドローンを飛ばすことができる美しい絶景ポイントを「紙」のパンフレットで紹介していたものを、今回デジタルアース版ではデジタル化して360°パノラマ画像やドローンによる空撮映像で体感できるようにした。

デジタルアース版の那賀町ドローンマップではドローン空撮で制作協力した喜多幸治さん。

 3Dマップには26カ所のドローンポイントが示され、現在はそのうち14カ所にコンテンツが埋め込まれている。空撮映像は喜多さんと渡邉さんが撮影したもので、会場の那賀町出身者からも「きれい!」という声が上がるほどで、改めて空撮という別アングルから見た古里の美しさが見直されたようだった。一方、砂防ダムの空撮映像には「これが川を死なせた。昔は太いウナギが穫れたんだ」という声も聞かれ、ドローン映像に対する様々な反応が湧きおこった。
 このほかにふるさと会では、越路よう子さんが企画する人形浄瑠璃が行われる拝宮(はいぎゅう)農村舞台を使ったブライダル企画やミュージシャンの公演、そして遊休農地の活用を促進する木沢地区の江頭一晃さんと海老名美希さんなど各地域おこし協力隊員の話しは興味深かった。
 会の後半にはライブもあり那賀町ゆかりの人々だけでなく、だれもが日本の原風景を残す那賀町の魅力に酔いしれた1日となった。

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