米国AUVSI SUAS 2018はArdupilotが席巻 上位入賞10チームのうち9チームが採用

米国AUVSI SUAS 2018はArdupilotが席巻 上位入賞10チームのうち9チームが採用

2018年6月13日から16日まで、米国のメリーランド州で開催されたAUVSI SUAS 2018競技で、シャーブルック大学(Sherbrooke)が優勝し、入賞した10チームのうち9チームが、オープンソースのArdupilotにより自律飛行ミッションをクリアした。


2002年から続くUASミッション競技

飛行ミッションの様子

 AUVSI SUASは、UASへの関心を高め、技術と経験の向上のために、挑戦的な飛行ミッションを目的とした競技会。2002年から開催され、2018年で19回目となる。主な競技の目的は、機体に搭載したセンサーによるリモートセンシングを活用して、特定のタスクを実行するための自律飛行とナビゲーションの性能を競う。今年は69のチームが参加を表明し、51チームが実際に参加した。競技は、飛行ミッションと技術文献に発表の3項目で審査される。飛行ミッションでは、自律飛行が基本で、指定された境界内を一連のウェイポイントを経由して飛行する。また、障害物の検知と回避や、飛行領域での撮影、そして搭載した荷物の自動投下などのミッションがある。
 また、技術文献では、機体の設計や利用しているアーキテクチャなどの解説に、参加チームが飛行ミッションに対してどのような準備を行ってきたかを説明する飛行準備レビュー(FRR)の内容が審査される。そして、参加チームは設計したUASの優位性や特長をプレゼンテーションで発表する。

競技の会場となったパトゥクスント海軍航空基地

 自律飛行ミッションは、メリーランド州セントメアリー群のパトゥクスント海軍航空基地で開催され、15チームがクラッシュし27チームはタイムアウトするなど、約半分のチームがミッションをクリアできなかった。
 競技の結果、入賞した上位5チームは以下のようになった。

優勝:シャーブルック大学のVAMUdeSチーム
ベストミッション、サイバーセキュリティ賞

二位:フリント・ヒル・スクールのAnimusFerusチーム
ベスト・ハイスクール賞

三位:バージニアテックのAvis Imparチーム

四位:コーネル大学のCUAirチーム
ベストテクニカルデザイン、ベストフライトレディスレビュー賞

五位:Mukesh Patel技術経営コンサルタント(MPSTME)のUAS NMIMSチーム

 また、上位入賞10チームのうち9チームが、フライトコントローラーにオープンソースのArdupilotを採用し、飛行ミッションをクリアしていた。入賞したチームには、合計で$70,700(約800万円)が授与された。


AUVSIのサイト:
http://www.auvsi-suas.org/competitions/2018/

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