台湾の沿岸警備局がAVIX Tech製のローター型UAVを8基導入

台湾の沿岸警備局がAVIX Tech製のローター型UAVを8基導入

2018年5月30日。台湾の沿岸警備局は、UAV調達プロジェクトで、台湾と日本の技術チームによって構成されたAVIX Tech社(台湾)のローター型UAVを8基導入すると発表した。


15kgのペイロードと最大50分の飛行が可能なAXH-E230

AVIX Tech製AXH-E230無人ヘリコプター

 台湾の沿岸警備局が採用したAVIX Tech製AXH-E230は、自律飛行に対応した多機能な無人ヘリコプター。最大離陸重量は30kgで、バッテリーとの組み合わせで最大15kgのペイロードを実現する。搭載するバッテリーは、5〜11kgまでの容量が選べる。最大飛行速度は85km/hで、最大飛行時間は50分になる。主ローターの最大経は1,900mmで、全長は1,690mmになる。AXH-E230は、RTKによる高精度な自律飛行に対応し、機体側に搭載した自社製のフライトコントローラーと、地上側の制御ステーションにより、リアルタイムの飛行制御を行う。

飛行時間やペイロードでマルチコプターを凌駕する性能を示す

 台湾の沿岸警備局は、今年の1月に海と沿岸地域の捜索救助を向上させるために、2年間で20基のUAVを導入すると発表していた。UAVによる捜索と救助は、対応のスピードや精度に警備する範囲の改善に役立つと期待されている。今回の選定では、2018年末までに8基のAXH-E230が導入される。翌2019年5月までに、さらに12基のUAVを導入する計画。

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