【慶大×田村市】船引高生が学校を自在に撮影 特別講座は次回から次のステージへ

【慶大×田村市】船引高生が学校を自在に撮影 特別講座は次回から次のステージへ

 福島県立船引高校(福島県田村市)で7月21日に開かれた特別講座で、高校生たちはドローンでの撮影の動きを学んだ。その後、学んだ技法を活用してPhantom4で学校を自由に空撮。講座の最後には“作品”を披露、論評しあった。次回かはら次のフェーズに入る。


「ドローンを使うと、一人ならできないことでも、できることがある」

 指導をしている慶大SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアムの南政樹副代表は、「前進+後進」、「上昇+下降」、「下降+チルトアップ」、「対象物通過」などドローンによる撮影の方法について、動画を使いながら紹介した。生徒たちはまず、体育館でその動きをトイドローンで復習し、その後校庭に出て3つの班に分かれて、Phantom4を飛ばした。

 生徒たちは、校舎を正面からとらえた後に徐々に離れたり、校舎の裏手から表側にまわりこんだり、上空から真下を見下ろしてみたり、それぞれに創造性を発揮。班内で生徒同士が交代して撮影した。またこの日は、Inspire2も持ち込まれ、校庭でフライトが披露された。

 全員が撮影を終えたら体育館でそれぞれの動画を鑑賞。生徒王氏で論評しあい、そえに南氏が論評を加えた。生徒は各自の成長を確認したり、今後の課題を探したりした。

 その後南副代表は、西日本豪雨で川の堤防が決壊し、広範囲に浸水した岡山県倉敷市真備町地区に出向いたさいに撮影した映像を紹介した。茶色の中に屋根が点々と映し出され、かなり広く被害の状況が克明に分かる。

 南氏は「ドローンを使えば、広い範囲で被害状況が把握できます。人が一人でできることには限りがありますが、ドローンを使えば、一人ではできないことができるようになることがあります。みなさんは、ドローンを飛ばせます。どんなときに、どう使うことができるのか、考えてみてください」と話した。

 特別講座の第三期はこの日で基礎知識、技能を学ぶ段階に区切りをつけ、次回以降、応用的な内容にステップアップする予定だ。

校舎の上からの撮影に挑戦

南政樹氏の説明に聞き耳を立てる船引高校生

この日はInspire2も持ち込まれ、広い校庭でフライトが披露された

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