120分の連続飛行と30kmの伝送を実現した水素ドローンNarwhal 2

120分の連続飛行と30kmの伝送を実現した水素ドローンNarwhal 2

BSHARK HOLDINGS LIMITED(中国)は、水素燃料電池で120分の飛行を可能にしたNarwhal 2を発表した。LTE技術による遠隔制御を可能にして、専用のトランスミッターで30kmのビデオ伝送を実現する。


$6,800(約77万円)の水素ドローン

 Narwhal(一角) 2ドローンは、水素燃料電池で120分の連続飛行が可能で、1kgのペイロードと30kmのビデオ伝送を実現している。5種類の飛行モードを備え、ルートプランニングやワンキーでの離着陸に、勾配への対応や目標誘導、そして手動操作に対応する。2.4/5.8HGzの周波数帯でワイヤレスビデオ伝送が可能。ビデオフォーマットは、1920×1080と720×576ドット。

120分の連続飛行を実現した水素ドローンNarwhal 2

 燃料電池は、電子伝導率と熱伝導率に機械的特性が高い金属バイポーラプレートと膜電極で設計され、燃料電池の体積密度または質量比を高めている。水素を入れるガスタンクは、3.5リットルの容量。タンクは、炭素繊維で覆われている。内側はアルミ合金で、軽量と堅牢性を兼ね備える。

燃料電池と水素タンク

 価格は$6,800(約77万円)で、水素ドローンとしては安価なモデルになる。価格競争力が高い理由は、自社で水素燃料電池を開発する工場を運営しているから。
 BSHARK HOLDINGS LIMITEDは、燃料電池を開発するための工場を山東省遼寧市にオープンした。年内には100ユニットの水素燃料電池を生産する予定。2019年には第一四半期から月産200ユニットを目指す。すでに、ウズベキスタン政府からマッピングや検査のために数百台の発注があるという。また、中国の分力会社も山岳地帯にある200以上の鉄塔の検査に導入する計画。

山東省遼寧市にオープンした水素燃料電池工場

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