SLUSH TOKYOがリクルーティングイベント開催 スタートアップと学生が英語で質疑

SLUSH TOKYOがリクルーティングイベント開催 スタートアップと学生が英語で質疑

世界最大規模のスタートアップの祭典、SLUSH TOKYOは10月26日、スートアップでインターンシップなどとして働きたい求職者と、求職者を受け入れたいスタートアップとを橋渡しするリクルーティングイベントを開催した。約80人が参加し、スタートアップのプレゼンテーションを堪能した。


ボランティアスタッフ募集! 地方の大学などで関連イベント開催も検討

多くの学生がスタートアップのピッチに耳を傾けた

 スタートアップムーブメントを仕掛けるSLUSH TOKYOが、当日以外のマッチングイベントを企画したのは今回が初めて。コワーキングスペースにそろいのSLUSHのシャツを着たスタッフが出迎える中、60人の学生たちが集まった。

 この日は少額短期保険などを手掛ける保険テック業、株式会社 justInCase(東京都千代田区)、「いいね!」を割り引きポイントにするサービスを展開する株式会社LikePay(東京都港区)、人工知能を使った位置情報分析プラットフォームの開発、運営を手掛けるレイ・フロンティア株式会社(東京都台東区)の3祖のスタートアップが、SLUSHの当日のように、英語でピッチ(発表)をし、参加した学生とも英語で質疑応答をするなど交流した。

 あわせて、SLUSH TOKYOの告知も実施。来場者にボランティアとしての参加を呼び掛けた。

 イベントを企画したSLUSH TOKYOの野口紗貴美さんは、「SLUSHが取り組んできたスタートアップムーブメントを生かした企画として実施しました。今後もわれわれができることは積極的に進めていきたい」と意欲的だ。

 来年のSLUSH TOKYO 2019(2月22~23日、東京ビッグサイト)に向けたボランティアスタッフの募集活動も本格化させる。野口さんは「ボランティアは700人を想定している」と話しており、地方の大学で募集に関わるイベントも開催していく方針だ。

 SLUSH TOKYOは志高く目標に向けて邁進しているスタートアップの姿に光を当てるため、フィンランドのヘルシンキで2008年に始まったスタートアップの祭典。日本ではSLUSH ASIAとして2015年に初開催され、以降、毎春に開催している。事業構想を披露するステージをロックフェスのノリで、ビートのきいた音楽とレーザーで盛り上げるほか、運営主体が学生であること、会場の公用語が英語であること、世界中のスタートアップや彼らを目当てのベンチャー・キャピタルが集結することなど、それまでの経済関連のセミナーとは一線を画す特徴があり、国内のスタートアップムーブメントの先駆け的な存在だ。

 披露される内容はテクノロジーに関連しているものが多く、2018年はブロックチェーン、クリプトカレンシー、VR/AR/MR、自動運転、ドローン、ロボティクスなどの関連発表が目立った。

 ・株式会社 justInCase
   https://justincase.jp/

 ・株式会社LikePay
   https://likepay.co/

 ・レイ・フロンティア株式会社
   https://www.rei-frontier.jp/

 ・SLUSH TOKYO 2019
   http://tokyo.slush.org/

リクルーティングイベントを企画したSLUSH TOKYOの野口紗貴美さんは仕切り、司会と大活躍だった

すべて英語で行われたピッチに、学生が真剣に耳を傾けた

ネットワーキングタイムには来場者同士の会話もはずんだ

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