Parrotが精密農業用ドローンParrot Bluegrass Fieldsを発表

Parrotが精密農業用ドローンParrot Bluegrass Fieldsを発表

2018年11月8日 - フランス。Parrot(仏)は、マルチスペクトルカメラを標準搭載した精密農業向けのドローンParrot Bluegrass Fieldsを発表し、アメリカなどで販売を開始した。価格は、$4,490(約50万円)


モバイルアプリと解析ソフトの1年間ライセンスも含むParrot Bluegrass Fields

製品には専用のバックパックと3つのバッテリーが含まれる

 Parrot Bluegrass Fieldsは、カーボンファイバー製の機体で、最大25分の飛行が可能。製品パックには、3つのバッテリーが含まれる。機体の前方には14MPの広角カメラが装備され、フルHDの動画や360p/720pのビデオストリーングを送信できる。最大の特長は、マルチスペクトルカメラのSequoiaを標準で装備していること。64GBの内蔵ストレージを備えたSequoiaは、1.2メガピクセルの解像度で1280×960ドットの画像を記録できる。4つのバンドは、グリーンが550nm±40nm、レッドが660nm±40nm、レッドエッジが735nm±10nm、近赤外線が790nm±40nmになる。そして、RGBカメラは16メガピクセルの解像度で4608×3456ドットの画像を撮影できる。
 カバーできる農地の範囲は、高度122mで65ヘクタール。また、10mで0.9m/px以下の高解像度で画像を取得できる。

マルチスペクトルカメラのSequoiaを同梱

 Parrot Bluegrass Fieldsは、農業用のPix4DFieldsマッピングソフトウェアが利用できる。Pix4DFieldsは、新しい即時処理エンジン(処理時間50分/ 1分で123分)でフィールド内の変動をより迅速に特定し、詳細な作物パフォーマンス分析のための定義済み、またはカスタムのインデックスマップを生成する。また、さまざまなデータレイヤーを並べて比較して作物の傾向を視覚化できる。そして、より正確な肥料配布に向けた包括的なゾーニングと処方箋マップも作成する。さらに、より詳細な検査のために、フィールド境界をインポートまたは描画し、トリミングした「フォーカスエリア」に注釈も付けられる。データは、既存の農業ワークフローへのシームレスな統合のため、処方箋をトラクターまたは農場経営情報システムにエクスポートできる。
 モバイルアプリとPix4DFieldsは、初年度の利用ライセンスは価格に含まれるが、翌年からは別途に料金がかかる。

飛行中にリアルタイムでNDVIマップを生成

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