トライポッドワークス、AI映像解析を拡充 暗闇でも個体識別や色の認識が可能に

トライポッドワークス、AI映像解析を拡充 暗闇でも個体識別や色の認識が可能に

 映像情報を軸にIoTサービスを展開するトライポッドワークスは、映像認識AIを使った映像解析サービスに、ドローン映像、夜間映像も対応させると発表した。牧場での放牧牛の頭数管理や、明かりのない夜間など肉眼では認識不可能な暗闇の下での個体識別などが可能になる。夜間を含む設備点検、災害対策、セキュリティなどでの需要を見込む。


NTTコム「Deeptector」、キヤノン「ME20F-SH」など採用

 サービス拡充にあたり、トライポッドワークスはNTTコムウェアの画像認識プラットフォーム「Deeptector」を採用。ドローンはイームズロボティクス(福島市)と連携することにした。

 また夜間撮影にはキヤノンの超高感度カメラ「ME20F-SH」を使い、肉眼では暗闇と感じる星明り程度(最低被写体照度0.0005lux以下、ISO感度400万相当)の環境下でも昼間のように可視光撮影が可能になる。

 今回の拡充で、暗闇の中での人物検知、災害時の避難場所での人数確認、夜間の高速道路の危険物点検など、業務の用途は多岐にわたるという。たとえば牧場で牛を放牧するさいに、最も負担の大きい作業のひとつと言われている頭数管理は、従来は、人手による目視管理頼みで、管理頭数と実際のカウントが1頭でも異なれば、認証番号確認が求められてきたが、このシステムを使うと頭数カウント、個体識別がシステムでできるようになる。

 トライポッドワークスはこれまで、映像解析技術を建設、農業、保育などの分野で役立ててきた実績を持つ。建設現場ではタイムラプス映像による施工管理サービス「ViewCamStation」を提供してきた。保育所向けに乳児午睡見守り支援システム「べびさぽ」は、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会主催、経済産業省、内閣府などが後援した「第12回キッズデザイン賞」にも選ばれた。福島ロボットテストフィールドでは農業向けサービスにも取り組んでいる。

 同社の佐々木賢一社長は「実際に困りごとを解決することにこれからも取り組んでいく」と話している。

トライポッドワークスの夜間映像:
https://www.youtube.com/watch?v=bc61UhA5wGo

トライポッドワークス:
https://www.tripodworks.co.jp/

NTTコムウェア「Deeptechtor」:
https://www.nttcom.co.jp/smartcloud/ai/deeptector/

イームズロボティクス
https://eams-robo.co.jp/

キヤノン「ME20F-SH」:
https://cweb.canon.jp/bctv/lineup/multipurpose/index.html

真夜中の牧場で、トライポッドワークスがドローンと超高感度カメラ「ME20F-SH」などを用いた映像解析技術を使うと、頭数管理、個体識別が可能だ。暗闇だが芝の色が緑色にみえる

クルマの識別も可能だ

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