慶大コンソ、ドローンジャイがドローン普及に活躍 科学と社会をつなぐオープンフォーラム「サイエンスアゴラ2018」

慶大コンソ、ドローンジャイがドローン普及に活躍 科学と社会をつなぐオープンフォーラム「サイエンスアゴラ2018」

 科学と社会をつなぐオープンフォーラム「サイエンスアゴラ」(主催:国立研究開発法人科学技術振興機構)が、11月9~11日、東京・お台場で開催され、慶大ドローン社会共創コンソーシアムと、ドローンの普及を目指す女性チーム、ドローンジョプラス有志で構成する“戦隊”「ドローンジャイ」がドローンのワークショップで活躍した。


「楽しい」を通じて、ドローンを身近に、課題に積極的に

 ドローン社会共創コンソーシアムはワークショップ「ドローンでつなげ!私たちの未来」を開催。親子連れの参加者などがグループになって、株式会社ORSOの教材、DRONE STARプログラミングを使って、プログラミング体験。その後、グループごとに課題に向き合い、対応方法を考え、話し合い、発表した。

 指導した慶大SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアムの原田久美子氏は、「空から見下ろして初めて、地上に絵が描かれていることが分かった例もある。ドローンを使うことで新たな発見ができるかもしれない」と参加者の興味を引き、子供たちに対し「みなさんが大人になったころには、ドローンが当たり前に空を飛んでいる世の中になっていると思う。そのときに、ドローンをどう使えばもっと快適になるか、豊かになるかをもう一度考えてみて欲しい」とメッセージを伝えた。

ドローンジョプラスの有志5人が構成する、「安全第一!プロペラ戦隊 ドローンジャイ」は、主に子供向けに飛行体験ブースを出展。街ブースの中には火災が発生し、スーパー、ビル、住宅などで救助を求める人がいる場面を、ジオラマ風に再現してあり、参加者はドローンを操縦して、救助に向かう役割を担う。トイドローンに吊り下げられた磁石を建物に近づけて、クリップがついている救難者をひっぱりあげることができれば成功だ。

ブースでは子供たちがひっきりなしに訪れ、つりあげた場面や、惜しい場面では親御さんや足を止めて見入っていた観客から拍手と歓声があがるなど、終始盛り上がりをみせた。

 原田さんは「こうした取り組みで『楽しい』と感じてもらい、ドローンが身近になったり、課題解決に積極的に向き合う気持ちが養えたらうれしい」と話していた。

 サイエンスアゴラでは、ドローンのほかにも自動運転、VR、プログラミングなど、ドローンに密接に関わる技術を紹介するブースが多く出展された。

DRONESTAR:
https://www.dronestar.jp/

5色のドローンジャイのうち、レッド隊員、オレンジ隊員、グリーン隊員がドローンの操縦法を指導し、盛り上げて、好きにさせて、と大活躍。ピンクはお休み。ブルーはつきそい、たまに参加。

ドローン社会共創コンソーシアムの原田さんは、プログラミング体験と、ドローンのある未来について考えてもらうワークショップを仕切った

グループごとの発表会。事前に「正解はありません。採点はしません」などと伝えてあり、のびのびと発表

慶大ドローン社会共創コンソーシアムのワークショップでは最期にドローンで記念撮影

人の流れがたえなかった「ドローンジャイ」のブース

体験した子供たちの表情に、ドローンジャイたちも笑顔

出火した住宅、山、スーパー、ビルで救助を求める人を、ドローンで救助する、というゲームを通じてドローンを身近に感じてもらう仕掛け。ドローンには磁石のとりつけられた糸がつりさげてある。救助を求める人にはクリップが取り付けてあり、ドローンを上手に操作すれば磁石ひっぱりあげることができる

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