インテルが新型RealSense Depth Camera D435iを発表

インテルが新型RealSense Depth Camera D435iを発表

2018年11月13日。半導体大手のインテル(米国)は、深度センサーとトラッキング機能を備えた新型RealSense Depth Camera D435iを発表した。


慣性計測ユニット(IMU)を搭載した最新モデル

 新モデルのRealSense Depth Camera D435iには、リニア加速度計とジャイロスコープを組み合わせた慣性計測ユニット(IMU)が搭載され、3軸の回転と平行移動を検出し、ピッチ、ヨー、ロールを計測できる。
 Intel RealSense グループの副社長兼ゼネラルマネージャーのサジ・ベン・モシェ(Sagi Ben Moshe)氏は「「Intel RealSenseテクノロジは、世界を3Dで認識するデバイスやマシンを通じて人々の生活を豊かにする製品を構築するために使用されています。RealSense D435iは、IMUを追加することで、開発者が動きや深さを追跡するための新たな課題に取り組むことができます」と話す。
 インテルRealSense D435iは、オープンソースのRealSense SDK 2.0上で動作し、IMUのサポートを含み、いくつかのプログラミング言語にわたる迅速で簡単な開発が可能。開発者は、実環境または仮想環境と対話するためのプロトタイプを素早く作成できる。
 また、インテル RealSense D435iは、オリジナルのインテル RealSense D435デプス・カメラと同じ90 mm x 25 mm x 25 mmサイズで、より高度な深度センシングとトラッキングを備えたアプリケーションを開発するための追加データセットを提供する。新たに追加されたIMUは、高密度3Dモデル再構成のための追加のデータポイントを提供し、ゲーム、ポインティングデバイス、画像安定化などのアプリケーションで使用できる。
 主な用途としては、ドローンや無人システムとロボットのナビゲーションと安定化に活用できる。また、フィットネスやロボットでの追跡のオリエンテーションに、ゲームとロボットのためのモーション検知とジェスチャ認識、さらに拡張現実と仮想現実のヘッドマウントデバイスのための回転追跡などにも応用が可能。

Intel RealSense D435iカメラは、現在予約注文が可能。出荷は、11月26日予定している。

この記事のライター

関連するキーワード


Intel D435i RealSense Depth Camera

関連する投稿


Intelがスーパーボウルのハーフタイムショーで150台のShooting Starをライブフライト

Intelがスーパーボウルのハーフタイムショーで150台のShooting Starをライブフライト

2019年2月3日- 米国アトランタ。Intel(米国)は、スーパーボウルのハーフタイムショーでMaroon 5のパフォーマンスを向上させるために、強化されたインテルShooting Starドローン150台をライブで飛行させた。


米国IntelがドイツのAscending Technologiesで50人以上を解雇か!?

米国IntelがドイツのAscending Technologiesで50人以上を解雇か!?

2019年2月1日。海外のドローンメディアのsUAS Newsは、米国IntelがドイツのAscending Technologiesのスタッフ50名以上を解雇したと報じた。


韓国や中国の文化遺産を記録するインテルのFalcon 8+

韓国や中国の文化遺産を記録するインテルのFalcon 8+

米国の半導体大手メーカーのインテルは、韓国や中国の文化遺産を守るために、Intel Falcon 8+ドローンを使い、3Dモデルの作成に取り組んでいる。


米国インテルはNASAやFAAと協力してOpen Drone IDの開発を推進

米国インテルはNASAやFAAと協力してOpen Drone IDの開発を推進

2018年8月15日、オクラホマ州デュラント。Intelのドローンチームのメンバーは、オクラホマ州でIntel Falcon 8+ドローンやモバイルアプリのOpen Drone IDを使い、NASAやFAA(連邦航空局)と協力して、UAS統合パイロットプログラムのイベントに参加した。


オーストラリアのAirscope社がドローンの画像からリソース資産の3次元モデリングを開発

オーストラリアのAirscope社がドローンの画像からリソース資産の3次元モデリングを開発

オーストラリアのパースで、リソース資産の検査や視覚化を事業にしているAirscope社は、インテルのFalcon 8+ドローンを活用して、石油ガス施設の撮影画像から3-Dモデリングによる仮想キャンバスの開発に成功した。


最新の投稿


屋内空間点検用ドローンのLiberaware、第三者割当増資を実施

屋内空間点検用ドローンのLiberaware、第三者割当増資を実施

屋内空間点検用ドローンのレンタル事業を展開する株式会社Liberaware(千葉県千葉市)は、 プレシリーズAラウンドで、総額1.3億円の第三者割当増資を実施した。


テラドローン、⿂群探索・海上保安を実現する ドローンソリューションを提供開始

テラドローン、⿂群探索・海上保安を実現する ドローンソリューションを提供開始

テラドローン株式会社(東京都渋谷区)は、 低コストで効率的な⿂群探索・海上保安を実現するドローンソリューションの提供を開始した。


ご愛読に感謝して

ご愛読に感謝して

本コラムも、4月26日で読めなくなる。その前に、この3年間を振り返って、日本のドローン業界について展望しておく。(田中亘)


NTTグループが関連企業15社と共同でドローンとAIを活用したスマート営農に取り組む

NTTグループが関連企業15社と共同でドローンとAIを活用したスマート営農に取り組む

NTT グループ、ふくしま未来農業協同組合、株式会社エンルート、日本農薬株式会社は、準天頂衛星みちびきに対応したドローンやNTT グループのAI 技術を活用しスマート営農ソリューションの実証実験を行う。


【国際ドローン展】産業用ドローンと周辺機器の新たな潮流が続々と

【国際ドローン展】産業用ドローンと周辺機器の新たな潮流が続々と

幕張メッセで開催された2019年の国際ドローン展では、産業用ドローンの新たな潮流を示す数多くの機体や周辺機器が展示された。