国際標準化機構(ISO)がドローンの標準化を開発中

国際標準化機構(ISO)がドローンの標準化を開発中

国際標準化機構(ISO)は、アメリカのANSI(米国規格協会)を事務局として、16カ国のメンバーと5カ国のオブザーバーによる無人航空機システム(UAS)の標準化に取り組んでいる。


日本からは日本工業規格委員会(JISC)がメンバーとして参加

 ISOによるUAS標準化案は、技術委員会のISO / TC 20 / SC 16で管理されている。事務局は、米国規格協会(ANSI)に設置されクリストファー・カルナハン氏が秘書を努め、ジョン・ウォーカー氏が2021年末まで議長を務める。ISOテクニカルプログラムマネージャーは、アンドリュー・ドライデン氏、ISO編集プログラムマネージャーは、フランチェスコ・ダダリオ氏。作業の範囲は、UASの分類、設計、製造、運用(保守を含む)および安全管理と、UASの分野における標準化になる。
 ISO / TC20 / SC16の直接の責任下で開発されるISO規格は5つ。

1.UAS:一般仕様
2.UAS:製品システム
3.UAS:運用手順
4.民間UASの分類
5.UTM(UASトラフィック管理)、パート1:UTMの一般要件-UTMに関する調査結果

 現在のステータスは「開発中」で、ワーキンググループによる規格の調査や策定が行われている。「開発中」は外部からドキュメントの参照はできない。
 ワーキンググループに参加しているメンバーは、16カ国の標準化機関。日本からは、日本工業規格委員会(JISC)が参加している。

【参加メンバー(16) 】
ベルギー (NBN)
中国 (SAC)
デンマーク (DS)
フランス (AFNOR)
ドイツ (DIN)
インド (BIS)
イラン、イスラム共和国 (ISIRI)
イタリア (UNI)
日本 (JISC)
韓国、韓国 (KATS)
ロシア連邦 (GOST R)
スペイン (UNE)
スイス (SNV)
ウクライナ (DSTU)
イギリス (BSI)
米国 (ANSI)

 オブザーバーは5カ国。

【観察メンバー(5) 】
チェコ共和国 (UNMZ)
ルクセンブルグ (ILNAS)
オランダ (NEN)
ニュージーランド (NZSO)
スロバキア (UNMS SR)

 2018年11月26日から30日まで、日本でミーティングが開催される予定もある。

ISO / TC 20 / SC 16 無人航空機システム(UAS)標準化の概要

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