「ドローントークPIT in しずおか」を賑やかに開催  「へえ~」連発の講義とワークショップ 謎のサプライズつきw

「ドローントークPIT in しずおか」を賑やかに開催  「へえ~」連発の講義とワークショップ 謎のサプライズつきw

 DroneTimesが主催の雑談系交流会、「ドローントークPIT inしずおか」が、静岡県男女共同参画センター「あざれあ」(静岡市)で開催され、株式会社Dron é Motion(ドローン・エモーション)の田口厚代表、株式会社シアンの岩井隆浩代表が「地域の魅力発信」をテーマに会場を盛り上げました。


魅力って何? 発信って何? 会場全体で「魅力の発進」をわいわいと議論

 開催されたイベントの正式名称は「ドローンセミナー&ドローントークPIT in しずおか~ドローンで魅せる地域の魅力発信と情報発信」。静岡県の魅力をさらに強く発信するために、ドローンが活用できないだろうか、と考えている県内各地の担当者が対象で、県内各位から観光振興を担う担当者や代表者が、関係者を含め70人以上集まり、会場は熱気につつまれました。なおこのイベント7は、静岡県、静岡県広報協会、静岡県観光協会が3者共同で企画した記念すべき初の催事でもありました。

 当日は、ドローンジョプラス佐々木桃子代表(ササモモさん)をMC、DroneTimes副編集長の村山繁をMC補佐に、全員参加、相互リスペクト、オールフリー、段差ゼロの方針をふまえ、平日昼間の時間としてできる範囲で最大限、放課後感覚を取り入れ、フラットで、愉快に、しかし真剣に話し合いが進み、アイデアが沸き上がる空間づくりを目指しました。

この日のキーワードは、「ドローン」、「地域」、「魅力」、「発信」。メインの講師を務めたDron é Motion代表の田口さんは、自身が手掛けてきたサービスの開発の経緯や、そのときに学んだことを丁寧に説明。映像、発信の担い手、意識すべき受信者、魅力とはそもそもなにか、と多角的な視点から話題を提供し、会場をあきさせない展開で、参加者のドローンへの習熟度に関わらずに、身を乗り出したくなるトークを展開しました。

 田口さんは講演の間にいくつものエピソードを織り込み、来場者が自然に、参加できるよう工夫の凝らされた講演を展開。この間に「映像を作ることだけを目指してもPRにはならない」、「作った映像が、関係者にしか届かないことがある」、「地域の絶景地を解放しよう」などいくつものヒントとなるフレーズを繰り出し、多くの来場者がメモにペンを走らせていました。

 後半のワークショップでは、特定の地域(今回は、浜松市の弁天島)の魅力を発信する方法を、予め決められたグループごとに考える、という課題を提示。ワークに入る前、登壇者同士で、ドローンの多様な使い道について意見交換をしていただきました。話が進んだところで、第二の講師として、身体機能の衰えた身障者に観光気分を味わってもらうサービスを、ドローンを活用して展開している株式会社シアンの岩井代隆浩代表も登壇者に加わり、バーチャル観光の可能性について話しました。岩井さんが、旅行をあきらめていた身障者が、行きたい場所の映像を見たときの喜ぶ表情などを語ると、来場者も真剣な表情で聞き入っていました。

 なお岩井さんには、この日のPITが始まった当初は、参加者の輪の中に混ざって着席。途中、話題がドローンのさまざまな活用法に話が及んだところで、講師陣、MC陣から「実はこの中に、ほかにないサービスを展開しておられる会社の代表がまぎれています。それでは、ご登壇頂きましょう」と促されて客席から立ち上がって登壇するというサプライズ演出をしました。岩井さんと同じグループの参加者からは「まさか自分の班にそんな方がいたとは」と驚いておられたようでした。

 ドローンの可能性に触れたところで、田口さんが参加者の中から公益財団法人浜松・浜名湖ツーリズムビューロー顧客推進事業部の本目桜子さんに、弁天島の見どころ、特徴などを説明して頂き、ワーク開始。参加者がアイデイアをポストイットに書き出して、模造紙に張り出していく様子を、講師陣、MC陣も見回り、ときには意見交換に参加しました。

 グループによっては、「うなぎ、かき、ギョウザ」「流星群」「鳥居」なと、その場所の特徴をとらえた意見のほか、「ドローン神社にして、おみくじをドローンで運ばせる」などといった、講師陣にも思いつかないアイデアも飛び出し、会場は最後まで盛り上がりました。

 ドローントークPITは、第一人者をゲストに招いて最前線の話に触れたうえで、お酒や飲み物、おつまみをはさみながら、意見交換をし、考えと理解を深め、好奇心を高める、放課後型の雑談系交流会です。この日の会では、平日の昼間でもあり、お酒、飲み物こそありませんでしたが、会場が一体となって、ドローンを使った魅力の発進について、語り合うことができました。

軽快な司会ぶりを発揮したドローンジョプラスのササモモさん(左)この日も各グループから声がかかる人気ぶりでした。右端は講演の途中で映像をみせたくなって探している、メインの講師をつとめた田口厚さん

途中まで客席の中に紛れていた株式会社シアンの岩井隆浩代表は、途中から講師陣に加わると、自身の取り組みを説明しただけでなく、直接、来場者の席まで足を運び、ドローンについて伝えるなど大活躍

せっかくなので、プチデモンストレーション。「Vサインをすると写真が撮れるんです」と実践してみせるササモモさん

講師の田口さんからは、魅力の発信についていくつものヒントが語られた

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