国際航業ドローンスクール・ドローンタイムズのスタッフが三次元計測まで挑戦記⑤

国際航業ドローンスクール・ドローンタイムズのスタッフが三次元計測まで挑戦記⑤

入門コースに続き、今回はドローンを飛ばす操縦技能コースを埼玉県吉見町の「フレンドシップ・ハイツよしみ」で全4日間、びっちり受講した。


4日目

【午前】
 本日が最終日。
 天気は曇り。ほぼ無風状態のため、試験には適した天気だ。ただ講師曰く「無風であれば風の影響がないものと見なし審査も厳しくなります」とのこと…マズイ。「それならば、いっそ強風吹きすさむ中で試験をしたい」と弱気な気持ちが沸き起こる。
 ただ、どんな環境条件でも事故なく飛ばす事ができることが好ましいので、試験当日の天気に関わらず安定した飛行が必用なのだ。天気によって合否が左右することはないので、受講を検討している方は台風が多い時期の受講は止めようなどと考えずに、受けたいと思った時が吉日ということである。

 最終日は9時30分からスタートであるが、不安な受講生のため、少しでも多く練習できるようにと、9時から会場を開放してくれるという。何とも優しい対応だ。
 もちろん、不安を抱える潜入記者B(吉田)と同A(廣岡)は、このお言葉に甘え、8時40分頃には会場入りをした。この30分の猶予時間を二人で独占し操縦スキルを上げようとの魂胆だったが、同じく不安を抱えていたK氏(通称:先輩)も既に会場入り。不安な気持ちが分かるため、顔を合わせた時はお互い苦笑いであった。
 午前中は、検定の内容と同じコースをひたすら練習。余裕があったはずの記者A(廣岡)は、着陸が乱れたり機体が安定しなくなっている。本番に弱いタイプである。
 一方、記者B(吉田)は、ここにきて頭で考えてから指先を動かす感覚がなくなり、直感的に操縦ができるるようになった。「楽しくなってきた!」と不安要素が薄れてきたようだ。
 一通り操縦の練習が終わると、ドローンを飛ばす前の準備や機体チェックなどの項目を再確認し、昼食を挟みいよいよ試験に。午前中の良い感覚を保ちながら「先輩→記者B(吉田)→同A(廣岡)→H氏」の順番で試験が開始された。実技試験のチェック項目は以下の通り。

 1. 準備
 2. 機体コンディションチェック
 3. 離陸
 4. ホバリング30秒間
 5. 左右移動
 6. 前後進移動
 7. 四角形移動
 8. 斜め移動
 9. 着陸
10. 電源切断

 1から順に進行し、それぞれの項目に課せられている内容をクリアすることで合否が決まる。例えば「5.左右移動」で課せられているのは、「左右のパイロンに直線的に移動しパイロン上で5秒間ホバリングができる」という内容で、一つの項目でも不可があると不合格になってしまう。それぞれ緊張感を感じていたと思うが、練習の延長に試験があるため、素人目には4人とも4日間で一番良いフライトができたように見えた。最後の最後で調整してくるあたり、どうやら皆本番に強かったようだ。
 合否については、その場で判定は出ず、後日連絡があるとのこと。試験終了後には、上空50m以上の飛行を体験したりと、緊張感から開放されリラックスをした状態での練習は非常に楽しく、もっと操縦をしたいという気持ちになった。都内にいると、ドローンを飛ばせる機会がないが、自宅で練習ができるようにトイドローンの購入を検討したいと思った。
 講師3名の的確なアドバイスと、経験豊富な指導の下、操縦センスがなかった私たちも受講後には自信を持ってプロポを握りしめ、安定した操縦ができるようになっていた。

何十年ぶりかの試験。。
あの緊張感、久々でした(^^;

■後日
 合否については、1週間以内に郵送で「修了証」「実技試験採点結果」「JUIDA証明証申請のご案内」が届く。そこに記された文字は見事に”合格”だった。この二文字を見てようやく安心することができた。「実技試験採点結果」の備考欄には、講師からのコメントも書かれおり、潜入記者A(廣岡)は「概ね良好です。プロポが持ち上がらないようにして下さい」とあった。正しい持ち方にすると操縦が安定するため、次回から操縦する際には意識して操縦しよう。最後にこのコメントを頂けて良かった。

■最後に受講した感想
 ドローンに関する法規制などを学ばなくとも、近所の電気屋などでも手軽にドローンを入手することができるという環境を少し怖く感じた。気が付いたら法を犯していたなどのリスクや、何らかの要因でGPSが切れてしまった時の怖さなど、楽しさを先行したい気持ちも分かるし、独学で勉強しても良いと思うが、可能であれば是非しっかり講習を受けて知識を身に付けて欲しいと強く感じた。

今回お世話になった先生方
(優しくもあり大変厳しくもありました・笑)

左から、
森英昭先生・中島尚子先生・杉原好宣先生

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