国際航業ドローンスクール・ドローンタイムズのスタッフが三次元計測まで挑戦記⑦

国際航業ドローンスクール・ドローンタイムズのスタッフが三次元計測まで挑戦記⑦

「入門コース」、「操縦技能コース」に続き、いよいよドローンによる写真測量をする『中級コース』を受講した。


2日目

 2日目は、曇り空ではあるが、ほぼ無風状態。昨日の撮影計画を実施するには問題ない天気だ。まずは、計画を実施するため、標定点と検証点の設置からスタートした。

標定点を設置する。

 この作業は、ドローンによる写真測量をする上で絶対必要な作業とのこと。
 標定点とは、測量をする際の基準となる地上点の緯度経度を明確にするためのもので、白と黒のデザインの標定点は「★型・X型・+型・〇型」など、いくつか種類があるそうだが、中心点を調べる事ができればどれでもOKらしい。前日の座学の時には、標定点をCDで代用したデータを使用したが、画像を拡大していくと中心点がぼやけてしまうので、やはり精度が求められる場合は、しっかりと標定点を使用するべきだと改めて理解した。

機体チェック中のK氏(通称:先輩)。

飛行前に風速計で風速をチェック

 さて、設置が完了したら、次は地上座標の数値を写真のような機材を使用して確認。ここまで来れば、後は飛行計画を実行するのみ。

地上座標を確認(この受信機は数百万円もするとか!?)

 ドローンは、操縦技能コースの時と同じくPhantom 4で実施をするので、久しぶりの操作に「楽しみだ~!」と興奮気味の潜入記者B(吉田)であったが、今回は自動航行であることを伝えると、「えー?そうなの??」と残念そう。
 ただ、計画実施の“離陸”と“着陸”は手動で行うため、少しだけ操作を楽しむことができそうだ。今回、記者B(吉田)と記者A(廣岡)は旋回着陸がやりたくて仕方なかったので、講師の高山氏に相談し、操縦の入れ方をこっそり教わった。
※旋回着陸:正式名称かどうかは不明です(汗)

旋回のイメージ図

モード1の場合の操作方法

 この着陸方法は、高度が高い所からドローンを下降させる時に、真下に下降させると空気抵抗が発生して機体が不安定な状態になる場合があるため、安全に着陸するのに便利な方法なのだ。だが、私たちがやりたかった本当の理由はこれではない。これができたら単純に「かっこいい!」からだ。どうかこんな不純な理由をお許し願いたい。これを読んで頂いている方の中にも、旋回着陸をやってみたい方もいるかも知れないので、こっそりと操作方法を載せておこう。

 さて自動航行だが、機体を離陸させてからは、実行ボタンを「ポチッ」と押すだけで、ドローンは設定した通りに飛行し撮影をしてくれる。ただ、電波障害や何らかの原因で稀にエラーが出る事があるので、常にドローンを目で追いながら不足の事態に備えておく必要があるので忘れずに注意しよう!
 空撮写真が撮れたら、前日の講義の通りに写真をPix4Dに入れて、処理をしていけば、誰でも3Dデータの作成が可能なのだ。これにて、国際航業の中級コースは終了!

 国際航業の3次元計測スクールでは、実践的な内容が盛り沢山のため、とても充実したカリキュラムであった。操縦経験がゼロの記者B(吉田)と同A(廣岡)が、これまで「入門コース(0.5日)」、「操縦技能コース(4日)」、「初級コース(1日)」、「中級コース(2日)」のカリキュラムの受講を終えて、最初に湧き上がったのは「こんな私たちでもできた!」という驚きの感情だ。
 個々のレベルに応じてカリキュラムが丁寧に用意されている為、やる気があれば誰にでもできるということが、今回の体験ルポを通じて証明ができたと思う。
 まだ仕事での実務経験はないものの、これで3次元計測の基本的な知識を手に入れたので、ドローンとPix4Dmapperのソフトを手に入れることができれば、仕事の受注も可能である!それだけ、このスクールのレベルは高い。さらに難易度の高い「上級コース」については只今準備中との事なので、こちらの開設が待ち遠しい。

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