SKYFドローンが100kgの荷物を100m空輸してギネス記録を申請

SKYFドローンが100kgの荷物を100m空輸してギネス記録を申請

2018年12月3日 - ロシア。重量級ドローンを開発するARDN technology(ロシア)は、ロシアのタタールスターンで、世界最大級のマルチロータードローンを発表し、100kgの荷物を100m空輸してギネス記録を申請した。


物流用のSKYF CARGOと農業用のSKYF AGRO

ギネス記録を申請した物流用のSKYF CARGOドローン

 ARDN technologyがイベントで公開したドローンは2機。物流用のSKYF CARGOと農業用のSKYF AGRO。
 SKYF CARGOは、100キログラムの荷重で100メートルの飛行を達成し、世界記録を更新した。同社は、この記録を残すために、ギネス記録委員会に申請した。
 SKYF AGROは、SKYF設計局で開発された自動散布システムを実演した。メインローターの下に配置されたスプレージェットは、より広範囲の植物に噴霧できる。SKYFの開発者たちは、来場者をスタートアップの舞台裏や製造施設などに招待し、古いプロトタイプを見せて説明した。招待されたゲストの中には、PONY EXPRESS、Helikaz SA、Slavneft-Megionneftegaz、Syngenta AGなどの大手農業、物流、石油会社の代表者がいた。
 SKYFのアレクサンダー・ティモフィエフ(Alexander Timofeev)最高経営責任者(CEO)は「私たちはついに、SKYFの開発と製造における重要な段階を完了しました。これで結果を共有できました。SKYF AGROはすでに試験運用の準備が整っています。SKYF CARGOの改造が2019年末に行われる予定です。また、量産開始の準備を始めます。私は『空のトラック』がすぐに日常のようなものになるだろうと確信しています」と述べた。
 SKYFドローンのすべての設定と目的地はiPadで設定できる。このドローンは、制限されたエリアから立ち去るようにプログラムされていて、接近してくるトラフィックを検出できる。ドローンは、貨物配達や農業を含む様々な用途に適している。
 最初の5台のSKYFドローンは、2019年にロシアのタタールスタンの畑で空中作物噴霧器として操業を開始する計画。2020年までに、100台の「エアトラック」が製造される予定。
 SKYFの飛行時間のコストは、ヘリコプターと比較して10分の1になる。燃料使用率は、1時間あたり30リットルと試算されている。高価な航空燃料の代わりに普通のガソリンを使う ドローンは、維持をより安くする。
 SKYFドローンは、ツンドラ、タイガ、砂漠など極端な気温下でも使用できる。シンプルで広々とした多目的マシンとして、大きな輸出の可能性を見出すことを計画している。いくつかのヨーロッパ諸国、トルコ、サウジアラビア、ベトナム、日本、そしてスウェーデンは、すでに22万5000ドル(約2,500万円)の機体に興味を示している。

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