「子供のころは六本木交差点をランドセル姿で横断」プライベートトークも!
千葉さんが出演したのは、番組は、毎週火曜日の午後8時~午後9時15分にGYAO!が放送しているオリジナルの生放送番組「ぶるぺん」。MCを松尾陽介さん(ザブングル)、アシスタントを小池美由さんが務めるトークバラエティーで、毎回「そろそろ世に出そうな“あったまった人々”」をゲストに招いている。千葉さんは、「日本を代表するエンジェル投資家」として招かれた。
千葉さんは、大学(慶應義塾大学SFC)時代にインターネットに向き合ってきたことを説明。その延長線上で日本のインターネット史を振り返り、携帯電話からスマホに移行した経緯や、それに伴って開発が進んできた技術などを紹介した。画期的な出来事のひとつとして、携帯電話対応のインターネットサービスであるi-modeの登場を指摘したりした。
また話の中では、もともと実家のあった場所は六本木で、子供のころは六本木交差点をランドセル姿で横断していたことや、投資をはじめたきっかけが、母親からマンションを買うよう指導されたことだった、などのプライベートなトピックスも飛び出した。
千葉さんは「妄想を膨らませることが大好き」と話し、「“ドローン前提社会”はぼくの脳内では100%実現します」と断言。DroneFundとして作成したドローンが活躍する近未来の姿の描いたイラストを示しながら、今後のどんな段階をたどってドローンが普及していくか、という世界観を説明した。その中で、浮いて走るホバーバイクのイラストについて、「2か月後の3月にお披露目する計画です。いま最終の仕上げをしています」と予定の一端を明らかにした。
ドローンの話が続く中で、MCの松尾さんが「芸人仲間でドローンに詳しい谷プラスワンという芸人がいて・・」と切り出すと、千葉さんも「ぼくもめっちゃ友達です」と、共通の知人で盛り上がった。また松尾さんが「自分はアナログだからなあ」と発言したさいには「アナログ分野にこそ、テクノロジーと組み合わせれば大きな可能性があるんです。農業の“アグリテック”も財務の“フィンテック”もそう。既存分野にテックをつけていきましょう」と力説。アシスタントの小池さんは千葉さんの話を身を乗り出すように聞き、次々と質問を浴びせては、それに対する回答のひとつひとつに「ええっ!」と大きく驚いてみせて、明確な反応で番組を盛り上げた。
また、千葉さん自身が自分の代理をするようなロボットを開発中であることを明かし、「1か月後ぐらいにお披露目できるのではないかと思う」と述べた。
番組の最後に視聴者へのメッセージを求められた千葉さんは「やりたいことがある人はぜひ、起業をまじめに考えてください。いまは昔と異なり、起業しやすい環境になっている。サラリーマンでも会社をやめずに起業できるところもある。スモールチャレンジでいい。どうしようかな、と悩むぐらいであれば、やってみればいいと思います」と、スタートアップをライフデザインに組み入れることを提案し、75分の生放送は終始、笑いと感心で満たされた。