KespryがAI分野を強化した航空情報プラットフォームのためにSalesforce Venturesから資金を調達

KespryがAI分野を強化した航空情報プラットフォームのためにSalesforce Venturesから資金を調達

2019年3月27日 - カリフォルニア州メンロパーク。ドローンベースの航空情報ソリューションプロバイダのKespryは、採掘、集計、保険、検査事業の成長と、AIによる航空情報プラットフォームを強化するために、Salesforce Venturesから戦略的な資金を調達した。


企業投資グループのSalesforce Venturesが注目する航空情報プラットフォーム

 Kespryのサービスは、過去12ヶ月間に43社の新規企業を含む210社を超えるアメリカの鉱業および集計、検査などの産業で使用されている。同社の航空情報プラットフォームは、Fortune 50およびFortune 500の保険会社でも広く使用されている。さらに、大手の商業用不動産評価と検査会社のXAP 360は、全事業にわたってKespryを標準化している。また、KespryはDJIとのドローンポートフォリオをさらに拡大するための新しい企業関係も立ち上げた。
 Salesforce Venturesは、Salesforce Financial Services Cloudを補完するAI拡張保険金請求管理機能に重点を置いて、成長軌道を推進するためにKespryに投資した。両社は、正確なリスクとダメージの評価、損失調整費用の削減、および迅速な請求の支払いを提供することで、保険クライアントとその顧客に対するエンドツーエンドのデジタルエクスペリエンスを強化する。
 KespryのCEO兼会長を務めるジョージ・マシュー(George Mathew)氏は、「Kespryは、Salesforceの業界をリードする金融サービスソリューションを補完するために、請求管理ソリューションを拡張できることを嬉しく思います。クラウドサービスとしてセンサーベースの航空情報を提供することは、Salesforceの使命とアプローチと完全に一致しています。私たちは、鉱山、骨材、建設など、他の産業分野でもAIを強化したツールを提供して人々を支援しています。この新しい資金により、これらの分野へのイノベーションをさらに加速させることができます。」と述べている。
 Kespryを使用すると、完全なドローンベースのソリューションを使用して、ユーザーは自分のビジネスに関する重要な分析を取得、分析、および共有できる。Kespryの統合されたクラウド対応プラットフォームは、産業用に設計されている。あらゆるユーザーにとってシンプルで、北米、ヨーロッパ、およびオーストラリアの何百もの企業の日常業務の重要な部分となっている。
 マシュー氏は、「Kespryは、使いやすく、すべての人がアクセスできる高度なAI、分析、および自律ドローンを提供することで、業界に特化したソリューションを提供しています。」と付け加える。
 Salesforce製品の重要なユーザーである業界、特に顧客がドローンの検査データを請求、リスク、および引受けに統合する方法を主導してきた保険業界で、データを収集および分析する際の重要な課題を解決するためにそのテクノロジを適用していく。
 Kespryは、米国の大手保険会社の一部で、住宅用および商業用の屋根のクレームをわずか1時間で解決するために利用されている。また、保険引受プロセスを改善しながら、政策リスクを軽減し、商業用不動産検査の予防的メンテナンスをKespryは推進している。
 Kespryのソリューションには、完全自律型ドローンとクラウドデータ処理および分析、そして損傷評価および見積もりの​​ワークフローへの迅速な統合が含まれている。保険、鉱業および骨材、建設、紙パルプ会社が年間で、ドローンとソフトウェアおよびサービスパッケージを購入し「サービスとしてのドローン」をベースに提供している。
 今回の投資を受けてKespryは、Salesforceの1%の誓約プログラムに参加し、従業員の時間の1%を企業の社会的責任および慈善事業に貢献することを約束している。

ドローン産業に投資するSalesforce Ventures

Salesforce Venturesについて
 Salesforceは、世界で最も成長が著しいエンタープライズソフトウェア業界のトップ5社であり、CRMプロバイダーで第1位の企業。同社の企業投資グループであるSalesforce Venturesは、Salesforce Customer Success Platformの機能を拡張する次世代のエンタープライズテクノロジに投資し、企業がまったく新しい方法で顧客とつながることを支援する。ポートフォリオ企業は、世界最大のクラウドエコシステムへのアクセス、およびSalesforceのイノベーターとエグゼクティブの指導に加えて、資金を受け取る。Salesforce Venturesを使用すると、ポートフォリオ企業は、 1%の誓約に参加して自社のビジネスモデルの一部を還元することで、企業の社会貢献に関するSalesforceの専門知識を活用することもできる。Salesforce Venturesは、2009年以来、20か国で300以上のエンタープライズクラウドスタートアップに投資してきた。詳細は、次のWebサイト。www.salesforce.com/ventures

Kespryについて
 Kespryの航空情報プラットフォームは、組織が事業に関する洞察を収集、分析、共有する方法を変革し、事業を加速するために必要な情報を提供している。産業用に設計されているが、あらゆるユーザーにとって十分にシンプルで、さまざまな産業がビジネスに不可欠な問題を解決するためにKespryに依存している。ドローンデータの取得から業界固有の分析まで、完全に統合されたソリューションを提供するKespryは、John Deere、Hancock Claims Consultants、Fluor、Lehigh Hanson / Heidelberg、Colasなど、北米、ヨーロッパ、オーストラリアの顧客にサービスを提供している。

この記事のライター

関連する投稿


米国Kespry社がドローンによる高解像度サーマル検査を発表

米国Kespry社がドローンによる高解像度サーマル検査を発表

2018年7月25日、カリフォルニア州メロンパーク。ドローンソリューションを提供するケスプリー(Kespry)社は、商業用不動産や産業施設のための新しい高解像度サーマル検査機能を発表した。


最新の投稿


【国際ドローン展】パワフルな国産オリジナルドローンを開発する石川エナジーリサーチ

【国際ドローン展】パワフルな国産オリジナルドローンを開発する石川エナジーリサーチ

ドローンの開発・製造・操作技術などの最新テクノロジーを一堂に紹介する専門展示会の「第5回国際ドローン展」が4月17日から19日の3日間、千葉県の幕張メッセで開幕した。点検・メンテナンス、物流・輸送、警備・監視、災害対応、測量、撮影、農業など多岐にわたる産業分野のドローン関連企業が約40社が出展した。


迫力ある空撮映像を実現するFlying-Cam社(米国)のヘリコプター型ドローン

迫力ある空撮映像を実現するFlying-Cam社(米国)のヘリコプター型ドローン

Game of ThronesやMission Impossible 6で迫力ある空撮映像を実現している制作現場では、30年以上のキャリアがあるFlying-Cam社(米国)のヘリコプター型ドローンが活躍している。


【国際ドローン展】SkyLinkが最新のドローン測量ソリューションを展示

【国際ドローン展】SkyLinkが最新のドローン測量ソリューションを展示

ドローンの開発・製造・操作技術などの最新テクノロジーを一堂に紹介する専門展示会の「第5回国際ドローン展」が4月17日から19日の3日間、千葉県の幕張メッセで開幕した。点検・メンテナンス、物流・輸送、警備・監視、災害対応、測量、撮影、農業など多岐にわたる産業分野のドローン関連企業が約40社が出展した。


【国際ドローン展】エアロセンス、4K映像を非圧縮、高画質でリアルタイム伝送する有線ドローンシステム「AEROBO ON AIR」

【国際ドローン展】エアロセンス、4K映像を非圧縮、高画質でリアルタイム伝送する有線ドローンシステム「AEROBO ON AIR」

ドローンの開発・製造・操作技術などの最新テクノロジーを一堂に紹介する専門展示会の「第5回国際ドローン展」が4月17日から19日の3日間、千葉県の幕張メッセで開幕した。点検・メンテナンス、物流・輸送、警備・監視、災害対応、測量、撮影、農業など多岐にわたる産業分野のドローン関連企業が約40社が出展した。


テラドローンインドネシア、国営電力会社PLNの長距離送電線点検の効率化に成功

テラドローンインドネシア、国営電力会社PLNの長距離送電線点検の効率化に成功

テラドローンインドネシアは、 (一財)電力中央研究所(東京都千代田区)の協力で、インドネシアにおける ドローンを使用した送電線点検の実証実験を実施したと発表した。